生き方が、そのまま音楽になってる気がした。BBBムービー「A DOCUMENTARY FILM OF LOSTAGE -ひかりのまち、わたしたちの-」
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名前くらいしか知らない、聴いたことのないバンドのドキュメンタリー映画だったけど、
その姿勢にすごく共感した。

メジャーデビューしてたのに、自らインディーズを選択して、
地元である奈良中心に活動する、
オルタネイティブなギターサウンドが特徴的なスリーピースバンドだった。
バンドの楽しさ、苦しさが伝わってくる。
メジャーの良さも、インディーズの辛さも分かった上で、
敢えて、地元、インディーズ、サブスクどころか大手通販も使わず、
CDの手売りとライブにこだわる活動が潔いと思った。
彼らにとって、音楽とは生活の中にあるべきものなのだろう。
だから、家族や、地元を大切にし、
メジャーでやってた時には見えなかった音楽にまつわる部分が、
全部見えてくるインディーズという世界を苦労しながらも楽しむ。
そういう中で、「売れる、売れない」関係なく、
自分たちの音楽を大切にする姿勢がええなあ、と思った。
自分たちの生き方、生活が、音楽に直結してるんやろなあ。
それは音楽のあるべき姿のひとつだと思う。
けど、こんなに音楽が聴こえて来ない音楽ドキュメンタリー映画って、
初めてかもなー、とも思った。
決して苦手な音楽ではないのだが、観終わってすぐ、
どんな音楽やってたか思い出せなくなってた。
メンバーの言葉中心の作りで、基本音楽は、バックで流れてる感じ、
ってのもあるんやろうけど。
ファンにとっては嬉しい映画なんだろうけど、
ワシのようなあまり知らない人間にアピールする映画ではないな、と思った。
分かった上で、そういう選択をしてるんなら、それで構わないんだけど。
最後、エンドロール観てて、
これだけインディーズ、地域へのこだわりを語る映画やのに、
制作が、大手のホリプロってのは、少しカックンとなりました。

