こんなセンスええアルコール依存症の映画って。BBBムービー「おくびょう鳥が歌うほうへ」。

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アルコール依存症がストーリーの骨格にあるんで、
「他人事ではないなあ」思いながら観てました。
けど、なんつー構造の映画なんや!
時制があっちこっち飛び回り、最初はむっちゃ戸惑ったけど、
だんだん、頭の中で、近いもん同士くっつけて、
グループみたいなん作っていくと、
最終的には、順序こそ完璧ではないかもしれんけど、
大体の流れが頭の中で、出来上がっていく、という感じでした。

な〜んか依存症の人の、意識がはっきりしてない時の
頭の構造をモデル化したみたいな作りやなあ。
こんなに自主的な参加を求められる映画、初めてかも。
なので、ゆったりとしたリズムで、
セリフも少ない映画やのに、
忙しくて、眠気が襲ってくる暇もありませんでした。

髪の毛の色と、その色のポジションが、
時間を表す最大のヒントやったんかもしれんです。
よ〜考えてある!
そんなとこにも現れてると思うんやけど、
すごく知的でスタイリッシュな映画でもありました。
絵も、海辺の田舎の風景がほとんどなんやけど、
なんかカッコよくて、
音楽もセンス抜群でした。
サントラ、欲しいなあ。

アルコール依存症だけでなく、
お父さんの双極性障害まで出てきて、
結構ヘビーな内容ではあるんやけど、
詩的な描き方で、ねちゃつくことなく、
問題の本質だけが頭に残っていく気がしました。
その語り口も、センスの賜物やなあ、思います。

終わり方まで、スパッとしてて、とても好きですわ。
この監督さんの次回作にも期待します。

けど、酒、、ほんま気をつけよう。

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