何かが心に降り積もるような映画体験。BBBムービー「黒の牛」。

公式サイト
うーむ、、高尚!観念的!
ストーリーは一応あるんやけど、
「十牛図」のそれぞれのテーマをモチーフに、
イメージ動画を作ったみたいな印象。
確かにこれは瞑想体験だわ。
結果的に、映画を観た、と言うよりは、
「なにかが心に降り積もるような体験をした」という感じの映画でした。
ほんまに大人の映画ですわ。

なんだか水墨画を観てるような、
俳句を聴いてるような気分にもなった。
牛と月のシーンは、夢みたいに、美し過ぎて、
声に出して、「ほ~~~~」とため息をついてしまい、
周りを見回した。近くに人が少なくて良かった。
いやいや、もっと多くの人に観られてほしい映画やと思うんやけど。

セリフ、あるにはあるんやけど、
まとめたら、5分にもならないくらい、
無言で語る映画でした。
その分、雨の音とかのSEが強烈で、
寝落ちしそうなところに喝を入れられました。
ま、数回、寝落ちしたんですけどね。
たぶん、数回寝落ちしても、
大きな影響のない映画やと思います。

訴えかけるくらい繊細な雪の表現とか、
70ミリフィルムの美しさ、ワシでも感じられましたわ。

残念なのは、エンドロールが始まるまで、
坂本龍一さんの音楽やってこと忘れてたことです。
坂本さんの晩年の活動考えると、
あのゼロからマックスまで、振り幅のすんごく広い雨の音とかも、
もしかしたら、坂本さんの音楽の一部だったんかもなあ。

映画には全然関係ないですが、監督の蔦哲一朗さん、
往年の池田高校野球部の蔦監督のお孫さんらしいです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA