韓国にも、リストラとか日本とソックリな問題、あるんすね。BBBムービー「ただ、やるべきことを」。
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不況による業績不振、金融機関からの圧力での人員整理、
いわゆるリストラ。
韓国でも、日本で起こったのとソックリな、
こういう状況があったのか。
この映画、その辺の描写がすごくリアルで、
あり得るなあ、と何度も思った。

主人公は、会社員としても、すごく優秀だけど、
学生時代は学生運動やってた気配もあって、
社会正義を貫きたい、理不尽なことを認めたくない思いがあって、
それ故に苦しむ。
その状況に、婚約中の彼女や、彼女の両親、
大学の先輩、パク・クネ大統領の事件など、
周辺の要素を絡ませることで、さらにリアルなストーリーになってると思う。
韓国、こういう社会派の骨太映画も作るんやなあ。
本当に韓国の映画レベルの高さに驚く。
「これどういう終わり方するんやろ、終わりようがないよな」と
思いながら観てたら、「あ、そう終わるのか」と、
少し、あっけないような終わり方で、
やや気が抜けたけど、
そうでもしないと、映画として成立しないよな、とも思った。
ワシ的に唯一の心の救いは、
リストラ候補にもなってないのに、
自分から手を挙げた、短大卒の女性社員の存在だ。
人は希望を持てない場所には、いられない。
いたとしても、心を殺しながら、い続けるしかない。
彼女は、自分の希望を優先させた。
自分で自分の人生を選び取った。
彼女の存在は、きっと主人公の描かれてない、これからの人生に、
なんらかの光を灯しそうな気がする。
