日本とミャンマーの関係に驚いた。BBBムービー「在日ミャンマー人 ーわたしたちの自由ー」。

※多少、苦情的な内容も含みます。

公式サイト
近頃は、あまり日本では報道されなくなった
ミャンマー情勢の現状を知りたくて、
このドキュメンタリー映画を観に行った。
その辺り、少し見えた気がするし、
日本との関係については、全く知らなかったので、驚いた。
民主主義より利権を優先するのか。
日本の国体って、一体なんなんだろうと考えさせられた。

日本ファーストのためなら、よその国の民主主義も踏み躙る。
もはや、イデオロギーの戦いですらない。
他国を、単なる金儲けのための狩場としてしか、観てないのだろうか。
これは形を変えた、現代の帝国主義ではないだろうか。
もっと言えば、ジェノサイドに日本政府として、
加担してることになるのではないか。
しかも利益追求、というだけのために。

もしかしたら、日本でミャンマーの報道が少なくなってるのも、
この辺りに原因があるのかもしれない。
だとしたら、これは報道的にも大きな問題やと思う。
この映画の存在意義はますます大きくなる。

とても勉強になる映画ではあったが、
一部から二部の途中までの在日ミャンマー人のインタビューは、
ダラダラと長すぎる気がした。
貴重な内容もあったのだが、こうダラダラと続けられると、
集中力を削がれてしまう。
まるで仮編集の素材を見せられてる気分になってしまった。
ここから、観てる人に、どうしたら理解されやすくなるのか、
どう構成したら、説得力があるのか、
考えていくものじゃないだろうか。

スーパーの入れ方も、黒バックに白文字、
読みやすいけど、伝わりやすくはない。
もう少し、センス良く入れて、
ナレーションと併用するなどの工夫が欲しかったなあ。

前半のインタビュー部分は、
実際苦しんでる人たちの言葉なので、
どうしても情緒的になる。

それもひとつのアプローチなんだろうけど、
情緒で迫られると、受け手も情緒で受け止めてしまう。
「かわいそう」「ひどい」。

それを超えて、そこから見えてくる、
制作者が思う真実は何なのか伝えるのが、
ドキュメンタリーじゃないのかなあ。
情緒からスタートしてもいいんだけど、
最終的には、客観的事実に持っていくよう、
もう少し上手くリードして欲しかったなあ。

あと、インタビューのときに挟まるインタビュアーの声が、
あらかじめ持っていた結論に持って行こうとする感じがして、気になった。
その部分、消してしまえばいいのになあ。

多くの人が知るべき内容の映画だと思うからこそ、
もう少し、伝わりすくして欲しかったなあ、と思う。

予告編にも流れてる曲、
カンサスの「ダスト・イン・ザ・ウインドゥ(すべては風の中に)」のカバーなんやな。
調べたら、ミャンマーの抵抗歌「Kabar Ma Kyay Bu(カバマチェブー)」として、
多くの自由を求める人たちに歌われてるらしい。

久しぶりに元歌を聴いてみた。


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