白崎映美&白ばらボーイズ@グランドサロン十三【初日】。

この連休は、白崎映美&白ばらボーイズ三昧でございました。
痺れるくらいの極上の時間に酔いました。
初日、2月22日の日曜日は、スタッフとして参加させて頂きました。
(と言っても、チョロっとお手伝いしたくらいですが)

お昼過ぎ、会場のグランドサロン十三に着く。
主催の佐野キリコさんや、長山現さんにご挨拶。
お二人は楽市楽座という移動野外劇団をされてるご夫婦。
昔、一緒にやってはった娘さん夫婦もお手伝いに駆け付けている。
スタッフも、オールスターやなあ!
グランドサロン十三は、相変わらずのゴージャスさ、
入ったことのない2階からステージが見下ろせるのが嬉しい。
こんな場所が、今でも現役キャバレーとして残っているのが不思議。
どんなお客さんが来て、どんなホステスさんがいるんやろう。
一度、通常営業の日に来てみたいもんである。

やったのは、チョロっと机運ぶの手伝ったくらいかなあ。
お客さんで来てはるカオリーニョ藤原さんとお話ししたりしてるうちに、
関西から参加のブルームーンカルテットの木村おおじさん到着!
カオリーニョさん、おおじさんの会話が、
ポポン弾む。
もうこれだけで楽しい。

とするうちに、映美さんはじめ、関東組到着。
今回のゲスト、梅津和時さんもご一緒だ。
ほんまにすげえメンバー!

ほどなく、リハが始まる。
こういう場面を観られるのは、スタッフならではの役得だ。
リハ、すげえオモロイ!
梅津さんの音、マイク通してなくても、
この広い会場の隅っこまで響いている。
あの小さな体の、どこにこんな力が!

音響さんと話し合いながら、一曲一曲、丁寧にリハが進む。
映美さん、リハだからって、ラフに歌うのではなく、
本番さながらのフルパワーで歌ってはる。
頭の中には、本番のシーンが浮かんでるかのよう。
皆さんの真剣度合いに驚いた。
こうやって、ステージって作っていくんやなあ。
ほんまにスタッフとの共同作業。
それにしても念入りなリハ。
すべての曲を演奏したんちゃうかな。
これって、明日もやらはるんやろか。
だとしたら、二日間で、4ステージ分の演奏や。
皆さん、けっこうお年なのに、タフやなあ。
けど、大人数での演奏って、
こういうことが必要なのかもな。

ってことを、ワシは同じくスタッフ参加の釜晴れ早苗ちゃんと、
十三の商店街で買ってきた美味いお惣菜、
モグモグ喰いながら、観てただけだったのだった。
お惣菜、買い出しに行った帰り、
会場の前には、もう数人の列ができてた。
開場の2時間前!開演の3時間前!
皆さんの気合の入り方が凄い!
後で聞くと、北は北海道から、南は鹿児島から、
日本各地から、この二日間のために来てはる人がいらっしゃったらしい。
このライブのスペシャルさ加減が、そこからも分かるなあ。

さて、いよいよ開場!
どんどん入ってくるお客さん。
指定席ではないので、お客さんをご案内するのが、
早苗ちゃんやワシのお役目だ。
お客さんの要望を聞いて、バシバシ案内する早苗ちゃん、
オロオロ後ろをついて回るワシ。
ああ、仕事のできなさが、恥ずかしい!
少人数ながらワシがチケットを販売した人も、
ちゃんと来てくれてる。
嬉しい!
思いがけない人も来てくれてたりして、仕事よりもご挨拶に忙しいが、
ワシより、もっと知り合い多いのに、
ガシガシ人をさばいてる早苗ちゃんが横にいるので、
それを言い訳にもできないわ。

お客さんが座り終え、フードやドリンクも一段落した頃、
開演時間が訪れる。
ほぼ、定刻通りにステージが始まる。

白ばらボーイズの案内で、
会場に負けないほど、ゴージャスな映美さん登場、
途端に会場は大歓声に包まれる。
ああ!これこれ!!この感じ!

それ以降に来るお客さんも多少いらっしゃったので、
落ち着いて、ステージに集中できたのは、
一部の真ん中あたりか。

映美さんがお客さんを、あしらったり、
あの大きな美声で、お客さんを震わしたり、笑わせたり。
ゴージャスな会場なのに、めっちゃ和気藹々と庶民的な、
ステージが盛り上がる。

楽しくて、笑いが絶えないステージだったけど、
ラストの一曲「ダニーボーイ」で、
会場は水を打ったように静かになる。
映美さんの歌う「ダニーボーイ」は、
ただのアイルアランド民謡ではなく、
きちんとこの歌が辿ってきた歴史をなぞり、
悲惨な戦争に赴く息子を思う母の姿が浮かび上がる。
こういう歌を大事な場面で歌って、
このライブを、ただ「楽しかった」だけのものにしないところに、
白崎映美&白ばらボーイズのエンターテイメントの深さがあるのだろう。
なんかジーンとして、放心してしまっていたが、
終わった途端、会場を揺るがすような拍手で、目が覚めるように、我に帰った。
あ、ワシ、今、どっかに飛んでたってことか。

第2部は、お馴染み白ばらボーイズの演芸コーナーから。
ほんと芸達者な人たちで、喜劇センスも抜群なので、
笑ったり感心したり、客席はすごく忙しい(笑)
観客との掛け合いも、ほんまに上手くて、
みんなを笑いに導いていく。

そして、映美さん登場!
今度は、黒の衣装に着替えて、色っぽく(笑)

さらにゲスト!楽市楽座のキリコさんは、
むっちゃ派手な衣装で、出てこられた。
この色目って、もしかして、、。

ワシの予想通り、話が忌野清志郎さんに向いてきた。
てことは?おお!やはり!
ここでスペシャルゲストの梅津さん、ご登場!
会場に、一際大きな歓声が響く。

映美さんとキリコさんの歌う、清志郎さんバージョンの「イマジン」。
そこに梅津さんのサックスが混じっていく。
もうサックスも歌っている。
3人が歌っている。そしてワシは、こらえきれずに泣いている。
「♪〜僕らは薄着で笑っちゃう〜」のフレーズを、
観客も歌っている。もちろんワシも。
なんだろう、この胸のムズムズとする感じは。
実は、ワシ、今回の梅津さん登場に、少しだけ関わっている。
会場がひとつになって、ひとつのフレーズを歌ってる光景を観て、
そのことに関われた喜びも、感じていたのかもしれない。

キリコさん、会場に向かって「愛し合ってるか〜〜い!」と叫ぶ。
清志郎さん、あなたがいなくなっても、
ずっと、あなたは、ここにいるんですね。
キリコさんがむっちゃ楽しそうで、そのことも、本当に嬉しくなる。

おおお!バスクラの梅津さんとキリコさんのデュオ。
なんと「ミスターボージャングル」。
会場は静まり返って、キリコさんの一挙手一投足を見つめる。
なんか演劇のような演奏やった。

おお!梅津さんが、サックスを置いて、白ばらボーイズの演奏で、
「東北」を歌い出す。

会いたいのは人だけではないんやな。
あの失われた空間、戻ってこない時間すべてへの思いを込めた、
「会いたい」なんやろな。
何度も聴いた歌なのに、初めてそんなことを思った。

おお!映美さん、また衣替えして「酒田甚句」に乗って再登場!
いよいよフィナーレに突入。

会場、まだこんなにパワー残してたのか!
と、驚くほど、熱気に包まれる。
映美さんに促されて総立ちになる。

「♪〜私は女豹だ〜、」ジャングルブギーは、もう最高潮に盛り上がるー!
ドラムソロがすげえかっこええ!
さすが、ロールのおおじさん!

アンコールは、やはり「ローズ」。
笑わせたり、泣かせたり、
ジーンとさせたり、興奮させたりしながら、
この日一日を振り返るような演奏やった。

楽しかった一日が終わっていく。
本当に最後を飾るにふさわしい歌やなあ。

終演後、スタッフであることを思い出し、
テーブルのゴミをかき集める。
ワシが働いてたから言うわけやないけど、
こういうイベントで、ゴミをそのままにしておく人の気持ちが、
ようわからんのよね〜。
少し考えれば、ボランティアスタッフってこと分かるだろうに。
まあ、「少しでも貢献できた」という気持ちになれたから、
ワシとしては、ええんやけどね。
ワシが客としてイベント参加するときは、
少しでもスタッフの仕事、減らすように、
できることは自分でやろう、と思うのでした。

一日目終わったけど、明日もある、という嬉しさ!
しかも明日は客として参加する、という嬉しさ!
「幸せやな〜〜」と阪急電車の車窓を見ながら、
この夜のライブを、反芻するのであった。

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