IQの高そうな映画だった。BBBムービー「センチメンタル・バリュー」。

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評判通りのよくできた、いい映画だと思った。
脚本も練り込まれてるし、役者さんたちも、リアルで、いい演技をされている。
男女の違いはあるけど、主人公が役者で独身で、
家族愛や家族の再生をテーマにした映画、
という意味では、「レンタルファミリー」に似てるかもしれない。

だけど、物語の手触りとしてはずいぶん違う。
どこが違うのかなあ、と考えると、
IQがちゃうんかも、と思ってしまった。
こちらの方がずいぶん、IQが高いイメージ。
脚本も、演出も、登場人物それぞれも、
IQ高くて、シュッとしてる。
音楽もセンスいい。
それに比べると、「レンタルファミリー」は、
体当たりで、泥臭い。
まあ、それは体質の違いみたいなもんなんで、
どっちが偉いとかではなく、どっちもいい映画やと思う。

ただワシ個人の性に合うのは「レンタルファミリー」の方かもしれん。

まあ、ストーリーがよくできてるので、
こっちも退屈せずに観たんやけどね。

父と娘の相剋、ワシはどっちかと言うと、娘の方にシンパシー感じたけど、
映画監督という芸術至上主義の父の気持ちも分からなくもない。
「最後は、そうなるんやろなあ」思いつつ、
どう展開するのかは、分からんまま終盤まで観ていた。

このストーリーの最大の功労者は、途中で役を降りた女優さんだろう。
本気で役に取り組んだからこそ、
監督が認識してなかった、彼の奥底に潜む気持ちに気づき、
彼にも、そのことを気づかすことができたんやろう。

とここまで結果を予想してたのに、
最後の自殺のシーン、一瞬「ええ?なんでそうなるのよ!」と
思ってしまったことが、ちょっと口惜しい。

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