今の時代、いつ誰に起こってもおかしくない事件かもしれない。BBBムービー「ギョンアの娘 」。

公式サイト
観ようと思ってた映画が混んでて諦めて、
同じような時間にやってた、この映画を観た。
つまり、あまり前情報なしに観たんやけど、
話に、どんどん没頭してしまった。

「もうちょっと観たい」と思うとこで終わる、
寸止めエンディングが、見事。
ここで終わるってことは、絵で観なくても、
その後が、予想できるもんな。

けど、デジタルタトゥー、ほんまに怖いなあ。
業者に頼んで、どれだけ念入りに消しても、
すべて消し切れてるから分からない被害者の恐怖心は、
そのまま社会全体への不信感にも繋がってしまう。
それを最小限で語る語り口も見事。

けど、ちょっとしたことで、
こんなひどい犯罪ができちゃう加害者の立場も怖い気がする。
振られて、やけ酒飲んで、その勢いで、ってのは、
すげーあり得る話やと思う。

母と娘の関係の丁寧な描き方も良かった。
あのひとことが、どれほど娘を傷つけるか、想像できなかった母。

母の職業から、娘の支援につながって行くストーリーは、
少し出来過ぎの感じもあるけど、
ほんまに、いろいろよう考えてる脚本やなあ、と感心。

加害者の家族も描いてるのもええな。
ひとつの過ちが、被害者だけでなく、
加害者の家族にも大きな傷を残す。
その加害者家族のその後が、想像できるようにはなってなかったのが、
少し残念。

おりしも先日、日本で悲惨なストーカー事件があったばかり。
あのニュースを聞いたとき、この映画のこと、思い出した。
こんな事件、ほんま決して他人事ではないんよなあ。

思った以上に拾いものの、いい社会派な映画に出会えました。

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