イスラエルの人質家族から、あの紛争を見る。BBBムービー「ホールディング・リアット」。
公式サイト
パレスチナとイスラエルの紛争、
パレスチナ側から描いた映画はいくつか観たけど、
イスラエル人質の家族側からのドキュメンタリーは初めて観た。

すごく、理知的な家族だと思う。
娘と義理の息子が人質になっても、
感情だけに走らず、できるだけ、冷静に見ようとする。
夫と妻とで意見が違っても、お互いを認め合う。
だけど、それでも抑えきれない感情が吹き出す。
こんな理知的な家族にまで、亀裂を産む戦争って、
何の意味があるんやろう。
ちょっと気になったのは、息子のネッタ。
最後の方、出てこなかったけど、
一番複雑な感情を抱いていた気がする。
彼は、あれからどうなったのだろうか。
こっちも「かわいそう」とか「ひどい」とか、
感情だけで観るのではなく、
冷静に、この戦争の原因を考えなくちゃな。
人質になったリアットも言ってたけど、
はっきり言って、この状況をお互いに良くするには、
和平と話し合いしかないと思う。
感情に頼ると、犠牲になった人たちのために、
相手を攻撃したくもなるけど、それは結局、
新たな犠牲者を増やすことになる。
イスラエル、ハマス、どちらも原理主義の、
話し合いのできない人たちが動く中心になってる状況を、
どうしたら変えられるのか。
一番の問題は、自分の保身のために、
戦争を続けようとして、今やイラクにまで手を伸ばし始めた、
ネタニヤフやと思う。
彼の行動は人質を救おうとは思ってない気がする。
何人かは、人質が残っていた方が、
攻撃する言い訳になる、と思ってる節がある。
民間人でも兵士でも、イスラエルの人の命を危険に晒してるのは、
ネタニヤフなのかもしれない。

