田渕徹&良元優作@ムジカジャポニカ 。

金曜のムジカは最高でした!
わりと間際にスケジュールが公開されたんだけど、
「これは見逃せない!」と、
他のライブ、泣く泣くキャンセルして行った、
田渕徹さんと良元優作さんの対バン。
仲のいい二人だけど、
対バンは数年前のなかい山ぶりかな?

先攻は田渕さん。
グラサンズも好きだけど、
ソロの田渕さんの染み入る感じはまた特別です!
くよくよするなよ、とか曲自体大好きなんだけど、
それが田渕さんの切ない声で歌われると、
腹の底から熱いもんがこみ上げて、
目から溢れるみたいに涙が出てしまう。
田渕さんの歌、そして歌い方には、
常に自分を客観的に見る自分がいて、
それを含めて、人間の悲しさ、切なさが出てる気がする。
「くよくよするなよ」の最後、
ずっと友だちに語りかけてたのに
「君にはもう歌はいらない」「全部自分のためだった」と歌う。

「平凡人」ドンクライでは「レッツゴー」で止めずに、
「レッツゴーと言おう」と歌う。
そこに、自己憐憫ではないけど、
自分から抜け出せな悲しさ、切なさを感じる。

後攻は優作さん。
田渕さんとの共演が嬉しいのか、
飲んでないのにハイテンション!

風つらや春の虹など、
普通は後半にやる曲から叩き込む。
「月と金星」の前半はほとんどポエトリーリーディングだった。
リズムも自由奔放!
予定調和ではない、
プロすぎない自由さを
ソロならではの自由さを
味わってるかのようだ。
曲の後半メロディーに乗せ始めるエンジンのかかり方が、ゾクゾクした。
そのテンションのままの次の曲、
ジェラスウーマンが、絶品だった。

そして、二人のデュオ!
まずは「星を見ながら」。
ずっと優作さんが歌ってたんだけど、
「星を見ながら」のとこだけは、ユニゾン!
これがもう気持ちよくて気持ちよくて!
声の質は違うのに、二人の声、こんなに合うんやなあ、
とちょっと驚いた。
この曲だけでも来た甲斐があった!
隣で川島さんが「デートや!デートや!」と叫ぶ。
ほんまラブラブな二人のデートなんやな。

次は、田渕さんの古い曲「ロンググッドバイ」
良元さんのリクエストらしい。
初めて聴いたけど、田渕さんらしい、
ええ曲やった。
で、トム・ウエイツのハドミーアガール(?)を、
田渕さんの訳詞で。
これも聴いたことないけど、ええ曲やった。
最後は、やはりデートやったんやな!
優作さんの「ペプシドライブ」。
ちょっと妬けるくらいのアツアツぶりやった。

もちろんアンコールや!時間遅いけど、
客はそんなに多くないけど、
優作さんは終わるつもりやけど、
誰も帰す気はない。
田渕さんが「輝くこの道」を弾き始める。
優作さん「えーっ!」って言いながら嬉しそうや。
終わって今度こそ、終わろうとする優作さん。
けど帰さない田渕さんと観客。
「梅田から難波まで」で優作さんを釣る(笑)
釣れる。

ほんまいつまでも終わってほしくないライブでした。

終演後、沢田なおやさんも来て、いろいろ話して、
田渕さんが、帰る直前、ピアノを弾きだす。
戦場のメリークリスマスかな?
得したー。

ワシ一人になって帰ろうとしたら、帰ったはずの沢田さんが戻って来た。
ベロンベロン(笑)
で、近々名古屋で沢田さんとやる予定の優作さんも、
一度、車を家に置いて、また出てきてくれた。

あとは、もうわやくちゃ(笑)
久保ちゃんまで登場したような気がする。

ほんまエンドレスに楽しい夜でしたー。

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