雨の嘉鉄。

加計呂麻に渡る古仁屋は、土砂降り。
16時出航なので4時間ほどの空き時間。
晴れてたらバスで行こうと思ってた嘉鉄の集落。
古仁屋の観光案内で聞くと、バスで行くと、
1時間くらい嘉鉄で過ごさなければならん。
この雨、喫茶店もコンビニもない町で1時間過ごすのは難しそう。
思い切ってタクシーを呼ぶ。

嘉鉄までは15分ほどの道のり、
おしゃべり好きな運転手らしく、
途中、いろいろ話を聞かせてくれる。
加計呂麻が見渡せる展望台で止めてくれるが、
風まで出て来て怖いくらいだ。

嘉鉄は石垣のきれいな町だった。
運転手さんには車で待っててもらって、
しばらく町を散策。

石垣に釣られて歩いて行くと、
道の向こうに海が見える。
木立の向こうに海、
天気が良かったら、
素晴らしい光景が広がってたんやろう。
写真では分からんかもしれんが、
実際はすごい暴風雨で傘が一発で潰れてしもた。

小さなお店があったので寄ってみる。
何でも置いてあるいわゆる商店だ。
店のおじさんとしばらく話をする。
ギターが置いてあるので聞くと、
ときどき集落の人が集まって、
歌ったりするらしい。
ちょっと出てみたいな、その宴会。
バスで来て、ここで時間潰すのも良かったかも、
と少し思った。

タクシーに戻ると運転手さん、
ご近所の知り合いの方と話している。
この人の庭を見ろと言う。
そう言えば来るときの車内で、
嘉鉄はお金持ちが多くて庭がきれい、
って話してたなー。
厚かましくも、お庭を拝見。
確かに個人宅としては立派だったなー。
ちなみに嘉鉄は、元ちとせさんの出身地らしい。
このお庭を見せてもらったことが、後日、意外な展開を見せる。

帰り道、海水浴場になってるビーチに寄るが、
風と雨ですぐに退散。

途中でメーター止めてくれた。
1時間ちょいで2500円。
まあ、良しとしよう!

海の駅に戻って、海鮮丼を食う。
さあ、あと1時間半、どうするか。
晴れてたら、どこででも昼寝できるのに。

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