中西レモン&すずめのティアーズ@拾得。

先日火曜日は、拾得に「中西レモン&すずめのティアーズ」を観に行ってきた。

席は、前売りで完売、当日なし、
しかも開始30分前くらいで、空き席見当たらず。

平日なのに、皆さん、出足が早い!期待値の高さか。
知り合いの顔もちらほら見える。
大阪の知り合いも多い。
皆さん、平日やのに、わざわざ!
やっぱり人気やなあ。
BGMで「ヘイ!二才達(ニセタ)」とか、かかってて、ええ感じ。

※「ニセタ」は沖縄の方言で「若者たち」という意味。
沖縄の人が使ってる感じだと「兄ちゃん」とか「あんちゃん」て感じやと思います。

一曲目の「斎太郎節」の民謡ハモリから、脳内モルヒネ、プチプチ音を立てる。
この快感って、なんなん?
ほんまに民謡ハモリの快楽は、日本民謡史上、革命的発見やと思います。

民謡やのに、ハモると、なんか途端に宗教歌みたいに思えて、
ゾクゾクしまくる。
ああ、たまらん!

そして相変わらず、グダグダ混じりの
臨機応変レモンさんMC、おもろい!楽しい!

民謡を、なんかカッコよくやろうとする人もおるけど、
「どう?かっこいい?民謡なのにかっこいいやろ?」って感じが、
どうも却って、ダサく感じてしまう。
それより「こんなんやりたいんですわーっ」て感じの、
衝動全開の方が、こっちの方が全然かっこいいと思う。
ワシ的には。

すずめのティアーズ・コーナーの「ザラ板節」、
待ってました!だぜ!

途中でブルガリア民謡、混じるとこ、
脳内モルヒネ、増量!爆増!
出番のないレモンさんは、真ん中でニヤニヤしてますが(笑)
こんな緊張感ある曲やってるのに、
「暑い日が続きますね」のひとことで笑い起こすレモンさんのセリフって(笑)

イントロなしで、頭からハモる!
超すげ!
全員、絶対音感持ってるんやろか?
いやあ、ほんまに、曲聴くごとに、ちゃうゾクゾクが来るんすわ。

物販の白々しい小芝居も楽しい(笑)
レモンさんイラストの手拭いらしい。
買っちまったぜ!

一部ラストは「ポリフォニー江州音頭」。

10分くらいの長い曲やったけど、終わるなり大歓声!
踊り出す人もいて、
ほんまにお客さんも、みんな心から楽しんでるのが伝わってくるライブです。

休憩時間、外に出ると、
お!拾得の方の着てる服!
石垣のイチグスクモードのやん!
聞けば、奥さんが黒島の方で、
里帰りの時に買ってきはったらしい。
なんか嬉しいわ〜。

二部は郡上八幡の曲から。
伸びやかなレモンさんの声に、ギターの伴奏が合うなあ。
どこか漂う哀愁が深さを感じさせる。
佐藤みゆきさんの斜め横に持つ笛も、
他では聴いたことないのに、懐かしい気持ちになる、
不思議なええ音。

つむぎ歌は、奄美とセルビアを混ぜちゃうんや!
その掛け合わせに、醸し出される物語性。
しかも、まだ聴いたことのない物語って感じがする。
ほんまに素晴らしい。
その物語性にあがささんの切ないギターが果たす役割は、でかいなあ。

愛媛県のルーツの「野球拳」、安心してください!脱ぎません!(笑)
もともと、脱ぐ歌ではなく、ジャンケンでもなく、狐拳だったらしい。
「罰ゲームで脱ぐ」ってのが広まったのは、コント55号のせいらしい。
欽ちゃんめ!
愛媛県、徳島の阿波踊り、高知のよさこいに対抗して、
野球拳で愛媛県、盛り上げようとしてるらしい。
頑張れっ!

威勢ええ歌やけど、伴奏は、ギターと鍵盤ハーモニカでやや切ない感じでございました(笑)

トリはレモンさんバージョン、通信講座で習ったという「江州音頭」。

踊る人、一部より増えてる。
ほんまレモンさんの声、人懐こくて、人の心をほぐす声やなあ。

アンコールは「北海盆唄」。

本気の惜しみない拍手。
拾得に、音止め時間なかったら、永遠に終わらないかのような盛り上がりでした。

中西レモンさんとすずめのティアーズ、今年は橋の下世界音楽祭に初登場!
しかも、この三人にドラムとベース加わったバンド「中西レモン&いえづとバンド」として!
しかも、ベースは服部将典さん!
しかも、このバンド、関東以外には、初登場!
むちゃくちゃ期待値高まります!
服部さんは、良元優作バンドと掛け持ちやな!
ほんま、楽しみになってきたわ〜〜!

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