のほほん、のほほん。BBBムービー「スミコ22」。

※やや否定的な意見(年寄りのやっかみかもしれない)を含みます。

公式サイト

昨日観た映画なんやけど、
映画の後のミニライブが、
むっちゃワシ好みで、
そっちの感想、先に書いちゃった映画の、
本編の感想です。
フライングみたいな感じですみません!

昨日書いた音楽の感想はこちら。

のほほん、のほほんとした映画だった。
ストーリーも、音楽も、ナレーションも、のほほん、のほほん。
途中10分くらい居眠りしても大丈夫なくらい、
のほほんと。
とくに展開して行くストーリーが、あるわけでもない。

のほほん、の中に、チラチラっと見える、
表現に対する欲。
こういう、何気ないことを敢えて表現にする人って、
わたし以外いないでしょう。
という自分に対する意識。
自意識が強いのは若さの特権なのかもしれない。
映画の中の登場人物、それを演じる役者さん、制作者さん、三位一体で、
自分がセンスいい、と思ってるか、
センスいいと思われたがってるか、なのかもしれんな〜。
とか、年寄りのやっかみみたいなことを感じてしまった。

ゴリラ祭りーズの音楽、ほんまに映画にも合ってて、ええんやけど、
出てくる時は、ちょい音楽に頼り過ぎな気もしてしまったなあ。
セリフが聴こえにくくなるまで、
音楽が主張することは、ワシ的には、ありえないなあ、
と思った。
まあ、おっさんの感想なんで、
聞き流してもらって、全然構わんのやけど。

ほんま日記みたいな映画で、
自分の本当に好きなものを、
ひとつひとつ探していくのはええんやけど、
その好きの向こうや、裏側にある、
剥き出しの自分に向き合っては、いない気がして、
そこが、少し物足りない気はした。

ちなみにナレーションは工藤祐次郎くんでした。

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