初めて知りました。ワシの遠縁にも、特攻で命を散らした方が。
昨日放送されたNHKスペシャル「“一億特攻”への道 〜隊員4000人 生と死の記録〜」を観て、
ちょっとショックを受けてしまった。
昭和19年に始まった特攻隊、
初期は18~20歳の若者が特攻したことが多かったらしい。
ワシのおとんは昭和20年生まれ。
終戦時は18歳。
おとんが特攻隊、行ってても、何の不思議もなかったんや。
そして、それは、ワシの生まれる17年前のこと、
今から17年前と言ったら、ワシが、今住んでる家に引っ越してきた時や、
ついこないだやん!
そう思うと、戦争って、昔話やなくて、
すぐ近くの話やったんや、
と実感できてしまい、本当に怖くなってしもた。
そのことをおかんにメールすると返事で、
ワシの親類にも特攻で亡くなった方がいることを教えてくれた。
母方の祖父の父、曽祖父の兄の長男、次男、
ややこしいけど、ワシからしたら、
おじいちゃんの従兄弟ってことか。
そのお二人が、沖縄の空で、特攻隊として散っていったらしい。
お二人とも、東京大学に在学中、
学徒動員で戦争に行って、帰ってこなかったらしい。
あの頃、兄弟二人揃って、東京大学って、
親にしたら、自慢の兄弟やったんやろなあ。
その二人が、二人とも。。
やりきれんなあ。
おかんは、お二人のこと覚えていて、
優しいお兄ちゃんたちだったそうだ。
今まで全く知らなかったことなので、
余計に戦争が、ワシのすぐ近くにあったんや、
ということが、恐ろしくなってしまった。
いまも、世界各地で、こんな状況の人たちが、
何人もいるのだろう。
本当に、他人事ではなく、
戦争と向き合わなければいけないな。
ワシが沖縄に行くと、理由もなく、
心がキュンとするのは、ワシにも流れる
そのお二人と共通の血が、
騒ぎ出すのかもしれない。
たぶん、お二人とも、沖縄のどこかの海の底で、眠っておられるのだろうし。
「“一億特攻”への道 〜隊員4000人 生と死の記録〜」は、
8月24日までNHKプラスで配信中です。
橋本さま、お父上、昭和2年生まれですよね?
そうです。
昭和2年7月生まれです。
昭和になって、まだ一年も経ってない時ですね。