今年の帰省(メモ)。
15日、16日と帰省してきた。
と言っても、枚方なので、1時間くらいで帰れるのだが。
すぐ忘れてしまうので、メモとして、書いておこう。
帰ってすぐ、お寺さんが来て、おとんの仏壇にお経をあげてくださった。
毎年来てくれてはった、お坊さんがご高齢のため、
今年は息子さんのお経を初めて聴かせて頂いた。
すげえボリューム!
でっけえ声!
しかも、リズムがなんか不規則で、
思ってたタイミングが、ことごとく、ずらされる。
面白い!
ちょっとクスッと笑ってしまった。
横を見ると、姉も、少し笑いを、こらえてる顔してる。
おかん、だいぶ耳が遠くなってるので、
おかんにも、聞こえやすくてええか。
前のお父様が、ゆったりとしたリズムで、
小さなお声でお経あげられる方やったで、
そんなのを気づかん間に予想してたんで、
なんや室内楽かなんかのクラシックに行くつもりが、
いきなりオーネット・コールマンのライブ会場に、
紛れ込んでしまったような驚愕やった。
まあ、眠たならなくて、良かったかもしれん。
お盆休みはヘルパーさんもお休みなので、
ワシのメインの仕事は、水撒きだ。
なんだかんだ、けっこう植物のある家なので、
30分以上かけて水撒き。
晩飯は、おかんと二人で寿司を頂くと、あとはやることがない。
敗戦の日だったので、NHKでスペシャルドラマ、
「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」を拝見。
岸辺一徳さんの演技が、震えるくらいに素晴らしかった。
おじいさんと少年、
ある意味、戦争と今の時代を繋ごうとするドラマなんやけど、
その繋ぎ方が自然で、岸辺さんの演技のリアリティが凄くて、
過去の戦争を、自分ごととして感じることの大切さが、
切々と伝わってきた。
そして、丁寧に描かれた少年と岸辺さんとの友情のエピソードが、
どうにも切なくて、たまらんかった。
観終わったあと、もう一度、NHKプラスで観直してしまった。
まだNHKプラスで観られるので、
未見の方は、是非!
そして、ワシが帰省で一番楽しみにしてる風呂。
実家の風呂は、床も柔らかくて冷たくなくて、
ジェットもついてて、
スペック的にも最高なのだが、
ワシが好きなのは、窓のついてることなのだ。
真っ暗にして、窓を開けて湯に浸かる。
あれ?虫の声が聞こえてくる。
そうか、昼間、あんなに暑かったのに、
もう、秋の気配は、近づいてるんやなあ。
聴き飽きない。
最高に気持ちいい。
なんぼでも入っていられる。
けっこうぐっすり寝た翌朝、
涼しいうちに、再び水撒き。
昼過ぎに大阪に戻る。
短い帰省だったけど、
おかんともいろいろ話せて
(ほとんど、おかんの話を聞くだけやけど)、
なかなかおもろい帰省であった。