ヨドコウ迎賓館はライト坂の上。

天気も良いので、芦屋川沿いのヨドコウ迎賓館へ。

六甲から流れる芦屋川は、そろそろ紅葉が始まってて、ええ感じ。
しかしそこから胸を突くような急坂があった。
通称ライト坂。
この通称、ヨドコウ迎賓館の建物にちなんでいる。
この建物の設計者は、かのフランク・ロイド・ライトなのだ。
日本で言えば、旧帝国ホテル、
世界的にはグッゲンハイム美術館で有名、
世界遺産にも選ばれてる、フランク・ロイド・ライト。
落水荘など、すごく好きな建築家だが、
相当昔に、明治村で旧帝国ホテルを見たかも、
という曖昧な記憶があるだけで、
ちゃんとわかった上で見るのは初めて。

黄色い煉瓦こそなかったが、大谷石を多用した構造と言い、
作りつけや、その建物用にデザインされた家具、
装飾性の高い木の調度や、銅製のスカシなど、
旧帝国ホテルと同じ特徴もあるし、
斜面の地形を活かした建物も、
いかにもライトらしい。

南に向いた三方が窓の応接間の心地よいこと!
屋上からは、裏山にあたる六甲はもちろん、
東南にはハルカス、海を越えて見えるのは、
金剛山系か、もしかしたら和歌山の方かもしれない。
どれかはわからんけど、
視界の中に、関空も入ってるはず。

ちょっと汗ばむくらいだったけど、
ええ天気の日に行けて良かった。

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