清野美土&ふちがみとふなと@花辺。
京の夏の旅、東山エリアに行った後は、
北山エリアの松ヶ崎、初めて行くお店でのライブでした。
地下鉄の松ヶ崎が最寄りらしいんだけど、
東山エリアにいたので、バスを乗り継いだ方が、ええかな?
四条通とか、人混み歩くのも嫌だしなあ、
と、東山通り〜北大路と、ワシの大学時代エリアを抜けて、
洛北高校前まで。
ありゃ?Googleマップ、見間違ってたぞ。
ここで、20分近く乗り継ぎのバス待ち?
タクシーだと、5分かからんくらいみたい。
暑い中、歩き回ってヘトヘトやったんで、
「これくらいの贅沢、ええやろ」と思って、タクシーに乗りました。
600円。まあ良かろう値段。
個人のお宅の一部を改装したようなイベントスペースで、
めっちゃ落ち着く、ええ感じ。
ステージの向こうのグリーンもええなあ!
お!フードは、yugueの大ちゃんやん!
絶対美味しいはず!
ほんまは、飲みたかったんやけど、
さっきの歩き回った後の、立ち飲みでの一杯が、結構効いてて、
ここで飲むと確実に寝そうやったんで、
ハーブティーと、中華ちまきを。
めちゃくちゃ美味いやん!
やっぱり大ちゃん、すげえ!!
お客さには、タコケンさんや、トシバウロンさん。
さすが京都やなあ。
あ、そうか!トシバウロンさん、美土さんと昔、
バンドメンバーやってんもんな。
さあ、この気持ちええ場所で、始まるのは、
この場所にぴったりのふちがみとふなとさん。
ふちふなさんの背後にグリーン。
曲は「さらばジャマイカ」。
なんつー楽園な始まりなんや!
ふちふなさんの背後のグリーンが少しずつ、
染みが広がるように、暗くなって行く。
ふちふなさんの曲も、空気に染み込んでいく。
ほんま、夢心地。
ワシ、まじで夢心地になりそうっす。
音楽聴いてたいけど、
ここで寝落ちするのも、
絶対に気持ちええんよなあ!
さて選手交代で、清野美土さん。
この日はソロで登場。ソロは初めてかな?
へー!ソロやと、こんなズブズブのブルースやるんや。
獲物がハーモニカなんで、
歌は当然ア・カペラになっちゃうけど、美土さん自身が歌う。
ハーモニカのソロって、あんまり想像できなかったんやけど、
なんか結構、ブルースが生まれた頃って、
こんな感じやったんかもしれんな、と思う。
美土さんのふちふな評が、うんうん!
ほんまほんま!って感じでした。
二曲目のオリジナル曲から美土節、炸裂!
基本ブルースやけど、やっぱすげえ!
スピードも技術もすごいけど、
何よりすごいのは、そのグルーヴ。
美土さん聴くの初めての人多いみたいやけど、
途中で「おお!」って声出たり、拍手出たり、
曲終わりでは、大歓声!
これは嬉しいなあ!
そしていよいよケルトナンバー。
ソロでケルトって、ブルース以上に予想つかん。
めっちゃ興味ある。
うん、確かにソロで、確かにケルト。
吸っても吐いても音が出るハーモニカだからこその、スムーズなフレーズ、
かっけーわ!腰が浮きだすわー。
一部ラストは場内歩き回りながら、古いブルーズ、
誰よりも美土さんが楽しそう!
ええ時間や!
やった、二部は三人で!
しかも「歌う人」から!
ふーむ、こんな感じになるんやー。
達人同士のセッションって、おもろいわー。
「マジシ」やばい!観客まで巻き込んで、無軌道!
ラップがはみ出して、パンク齧って、
アシッドなジャズになったかのような。
なんてゆーてるか定かでないコール&レスポンス(笑)
ワシはちなみに「ワラジワニワディシ」ゆーてました。
おお!そーか!!ふちふなさんで、ケルトの美土さんと来たら、
あの曲があったか!の、「ニューヨークの夢」。
まだ真夏な感じやけど(笑)
あーいい!泣ける!ラストのフレーズ、
ほんま、なんかたまらん気持ちになった。
純子さんと美土さんの鍵盤ハーモニカvsブルースハープのバトルもたまらん!
バトルと言いつつ、うっとりするほどの美しさ。
月が出てくる歌、すごかった!
メロディワンフレーズやのに、
なんやひとつの芝居の公演、観たような、
緊張感ある展開。
ギリシア悲劇みたいやな。
知らんけど。
ラストの曲、あんまり気持ちよくて、
スーッと寝落ちしそうなところに、
すごい拍手!が来て、終わったことがわかった。
おお!アンコールは「ワイルドサイドを歩け!」!
すげえ熱い!美土さんのソロ、
むちゃくちゃ攻撃的でかっこいいし、
純子さん、千切れるんちゃうか?と、心配になるような、
すごいハイテンション。
それに引き換え、船戸さんは黙々と、淡々と(笑)
いやあ、おもろいツーマンでございました〜〜。
始まったのが、少し早かったので、
終わったのは、8時半前。
けど、遠いしなあ、とGoogleさんに聞くと、
今のタイミングなら、地下鉄使わなくても、
バスで出町柳に出られるよ!と教えてくれた。
あ、その方が、いい!
地下鉄だと阪急の烏丸で乗り換えなんで、
座れないかもしれんしな、と、
バス停に向かう。
北山通りに面したところ、
バス停の野々神町近くに飛び出し坊やらしき、
ポーズの人がおるけど、
なんかちょっと違う。
近寄って見てみる。
なんかちょっとオシャレ、パンクな装い。
「ソフトパンク飛び出し坊や」と名付ける。
ソフトバンクみたいでええかも。