橋の下世界音楽祭2024①(20240913)。

もう二週間経っちゃいましたが、
今年もすごかった橋の下世界音楽祭2024の感想、書いていきますね。

やっぱり前日、ウキウキして寝られず、予定より少し遅れて、
会場に向かう。

新幹線の中から伊吹山。
久しぶりやなー。
元気やったかー?

電車から見えてくる豊田スタジアム。
ああ、この光景だけでキュンとしてまう。

ホテルに荷物預けて、走るように会場に向かう。

おお!ギリギリぬ組の木遣、間に合った!
やはり、これ観ると「さあ!始まるぞ!」の気持ちになる。
今年は、どんなことが起こるのだろう。
ソワソワ、ワクワクし始める。

会場視察がてら、草原ステージに向かう。

なんか、法要してはる。
ええなあ!橋の下は、フェスじゃなく、祭りだ。
しかもただの祭りではなく、町の中の祭りなのだ。
だから、お祭りしてるところあれば、
普段の生活もある。
ケの中にあるハレがライブなのだろう。
まあ、法要もハレと言えば、ハレか。

3人、テキストの画像のようです

草原ステージに行くと、いきなり沖縄民謡のレジェンド大工哲弘さんと遭遇。
今日後でやるステージの下見を兼ねて、奄美の森拓斗くんのライブ、
観てはります。

拓斗くんと会った橋の下で、数年ぶりに再会できた!
声が圧倒的に深くなってる。
ちゃんと音楽と向き合って年齢差を重ねるってことは、こういうことなんやなあー。

なんかどんどん人が集まって来て、歌ったり、踊ったり、飲んだり、食ったり。
橋の下始まったんやなー!
お!奄美の島唄を!拓斗くんが歌うの初めて観たけど、
やっぱり小さい頃から聴いてるやろうし、血に流れてるのか、
ちゃんと血に足のついた歌になってる!
なんか、すげえ嬉しいわー。

沖縄の人もそうやけど、ちゃんと民謡に敬意のあるミュージシャンは、
安易に民謡に近づかない。
自分の音楽がきちんと確立できてから、
真摯な姿勢で民謡と向き合う気がする。
拓斗くんにもその時期が来たのかもしれない。

レゲエと奄美民謡を混ぜたみたいなんもええなー。
ほんまに身についた民謡と混ぜるから、ええんやろうなあ。

せっかくしっとり終わろうとしたのに、
奄美関係の人たちがそーは終わらせなくて、六調っぽいので終わる宣言(笑)
いやいや、全然六調っぽくないけど、
レゲエで奄美の尊敬する偉人、歌い込んでて、めっちゃええ曲!
奄美の人、大喜び!
ああ、奄美に行きたくなって来た!!

あとで、拓斗くんに会うと、
「ステージからちゃんと見えてましたよ!」とゆーてもらった。
嬉しい!

近くにいてた兄ちゃんの着てたTシャツ。
今回のワシのTシャツ大賞受賞!

そーなんやー。
これで来るべき宇宙時代も安心やなー。
最先端やな〜。

まあ、考えたら、この世には宇宙服しかないんかもれんなああ。

そして、本丸で、早くもALKDO!
しかもこれはALKDO5やん!
ガチャピンさんもおるやん!

腰から体が動き出す。もう何人知り合いに会ったか、わからん。
みんな笑ろてる。

きっとまだ会うてないけど、観客の中に、
何人も知り合いがおって、ワーワーゆーてるんやろなあ。
もういっぱい過ぎて、探す気もないけど。

とか言ってたら、手島さんおった!

やっぱりいてはった。
「タコとケンタロー」さん。
やっぱり美味い!!
で、かかってる音楽はALKDOで、
曲は鈴木常吉さんの「石」!
これは、俗に言う最高!か?

ちょいお散歩へ。

再び草原ステージへ。PULUTATA(jaaja)、始まる前からすごい人!
みんな知ってるんや!
嬉しくなるなあ。
おおお!娘ちゃん、ハモるんや!
そんなこともできるようになってるんか!
ああ、魂があるべきところに帰って行く。

傀儡も踊り出す。
PULUTATAは、PULUTATAの国に住んでるんやなあ。
中ムラサトコさんがゆーてはったけど、
jaajaって、バンドの名前やなくて、生き方なんやな。
その欠かせない一部が音楽なんやな。
このバンドを知れただけでも、橋の下に来て良かったと心方思う。

これ観てる時に、ナオユキさんが近くにいてはって、
jaajaについて、いろいろ話できた。
ナオユキさんと同じ思いを抱いてることが嬉しかった・

お!ガチャさん!
やり終えた感?(笑)

沖縄、福岡、大阪、混成軍。

本丸では、去年観て、ええなあ、思った角鍋真実さん。
パーカッシブな音がおもろい!
パーカッションフリージャズや!!
ボーカルの歌は、音楽全体はかわいらしくて、リズムが独特で、
歌詞が「人さらいの歌」わはははは!おもろい!!
この曲り具合、さすがっす!

おお!今年の手拭いのデザインもええぞ!

再び草原ステージは、やっと観られた!やじぃ&かむあそうトライブs。
岐阜の農民バンド。ずっと観たくて、
関西でライブないか、時々検索してたけど、
なかなかライブ情報入ってこなくて、ほぼ諦めてた。
やっと生で観られた!

おや!この人もおった。

ほのぼのレゲエ。ええなあ。
「応援」とか親や嫁はんに「感謝」とか言わんし、
肩に力入ってないし、歌詞も生活に密着してて、
ボブマーリーとかも挟んで来て。
ほんま、ええわあ。

今日本で流行ってる感じのレゲエとは全然違うんやけど、
この地響きのようなベース音が、やっぱり今のレゲエなんやろな、と思った。
亡くなった友だちへの歌にグッと来た。
レゲエとは思えないくらいのインスト部分の激しさにグッと来た。
どこか、ワシが昔好きだったはずのレゲエを感じた。
いつの間にかレゲエ苦手になってたけど、
それはレゲエが苦手なんやなくて、日本で流行ってる、
応援と感謝のDQNレゲエが苦手なだけやったんやなあ。

またまた本丸に戻って、T字路s。
すげえ人ー!ほんまメジャーなバンドになったんやなあ!嬉しい!
なのに、二人とも、昔と全然変わってないことが、また嬉しい!

妙ちゃん「おうちに帰って来たみたい!!」と叫ぶ。
ほんま、ほんま嬉しいー!「おかえり〜〜!」

おや、フルート?
意外やけど、気持ちええやん!

オリジナルの曲も全部ええんやけど「スローバラード」のカバーって!
ああ、もうたまらん!!
近くにいたオニちゃんと話すと、
オニちゃん「なんでドラム入れへんねやろ?聴いてたらめっちゃ欲しくなる。」
ミュージシャンの見方って、おもろいな。
「けど、入れないってことは、すごくそこにこだわってるんやろな」とオニちゃん。
なるほど!

ラストの曲は「新しい町」
へー!この曲、夜ストの三浦さんから教えてもらったんや!
後で聞くと、三浦さん、この話聞いてたらしく、
すげえ喜んではったそうや。
三浦さんのそういう真っ直ぐなとこ、大好きっす!

今年もかじまやあラーメン、美味しゅうございました!

この辺は沖縄勢の陣地。

なんか絵になるじっさま、おった。

夕暮れのええ時間に、草原ステージで大工哲弘さん。
ああ、これは八重山やー。
川からスッと風が吹く。
ああ、八重山の風や。
いい音楽には、必ず風景があるなあ。

「橋の下」にちなんで「宮良橋」、
大工さんはこの橋を渡って、苗子さんと出会われたそうです!(笑)
このお年になっても、ノロケられるお二人がすげえなあ。

相変わらずの駄洒落混じりに出てくる極上。
大工さんを知らない人が多いからか、
いつもなら爆笑のダジャレが、結構スルーされてたのが残念でした(笑)

この後に出る美和さんに敬意を表して、宮古島の「豊年のアーグ(あやぐ)」。
目をつぶれば、ほんまに、沖縄にいてるような気分になってくる。

大工さんが歌ってる間に月が出て来た。
十一日の月のようだけど、やっぱり嬉しい。
苗子さん、踊りだす!
月の魔力か。

おお!「生活の柄」!
この時間帯、まだまだ暑いけど、昼間に比べれば、全然涼しい。
ええタイミング。

テープまで飛び出す「さよなら港」からの「唐船どーい」!
いやあ、大工さん、やっぱりいい!
橋の下でカチャーシーできる嬉しさ!
しかも、大工さんは次の日も、また別のユニットで登場予定。
なんて豪華なタイムテーブルなんやろう。

おお!絵師長屋での夢野カブさんのステージに、
ガチャピンさんが飛び入り。
ああ!やっぱりええ!!
ガチャピンさんのベース!こんなに雄弁なベース、ほんまたまらん!
そして、カブさん!歌が好きなんやなー!てのがよく分かる。

カブさんの歌も歌いたくなるんよねー。
最後の曲の間奏のギターとベースのバトル、
かっちょよかったー!

ガチャピンさん、ほんまに楽しみながらカブさんに合わせてて、
それがまたカブさんの楽しみにもなってて、
二人のええ関係が、どんどんライブを高めていく。
それを真ん前で眼にする。
こういうのが、ほんまにライブの醍醐味なんやと思う。

頭こんがらがって来たぞー。
夢野カブさんのライブで、
沖縄のガチャピンさんが、サプライズで出演して、
それを大阪の宝、良元優作くんが観てて、
その後、山本久土 さんと、伊藤せい子ちゃんと良元優作くんが、
談笑してる。
ああ、ややこしい!
みんなまとめて「好きなミュージシャン」でええか。

谷口は、踊ってる。
普段見たことないような、
素直な笑顔で踊ってる。

草原ステージに戻ると、あれ?なんも準備始まってないぞ?
滞空時間、まさかの体調不良で、中止!
めちゃくちゃ残念な気持ちもあるけど、
すげえライブばかりで、ややバテ気味だったので、
過ごしホッとしてる気持ちもある。
けど、やっぱり観たかったなあ。

お!コロイドのうちの二人、おった!

と思ったら、笑笑出て来た!
ヒロちゃん、アッコちゃん、あずみちゃん、ようこちゃん、
つまり安友子さん以外が前日入り!
けど、酒飲み娘たち、
娘たちの好物のようなこの命の祭りに、前日入り、
余計に明日の本番が心配。

大丈夫か、ストッパー役の直ちゃんが引率しとるし。
いや、火付け役かもしれん(笑)

どんどん、会場中がん飲み会のように。

草原ステージでは、宮古の與那城美和さん。

宮古の言葉、わし、まったく知らんのに、
この人の言葉は響く。

泣きたくなるのは、当たり前で、
いろんな気持ちになりながら、
ずっと聴いていたくなる。
きっと言葉には、意味よりすごいもんが、
あるのだろう。

「大きな栗のの下で」教室、始まった。
楽しい!!

ええスチィールパンの音も聴こえてるよなー、
思ってたら、そうやった!
この日のパートナーは、スチィールパンのトンチさんやった!
トンチさん、今は宮古と内地の二拠点生活ら強いもんなあ。

会場で唯一壁があって定員制なのは、
ゴトウイズミさんの幻燈座。
大人気らしく、この期間中、何回か公演のあった、
妖怪絵巻は毎回、大入満員、トンチピクルスさんの公演も、
満員で入れなかったんで、
ナオユキさんのときは、早めに行って並んで入った。
深夜のナオユキさんライブ、
この日の客は、ほとんど「これ、私のことかも」と思ってるのか、
ドッカンドッカン、大笑いでしたわ〜〜!
あんまり観たことない角度からのナオユキさん、
楽しゅうございました!

このあとも、いろいろゲリラの噂もあったんやけど、
ワシは泡盛出してくれるお店で、
アフロちゃんや、ガチャピンさんと盛り上がり、
前日、ほとんど寝れてなかったこともあって、
泥のように酔い、液体のように流れ出し、
なんとか、ホテルに流れ着いて、
不思議にもちゃんとベッドの上で寝ていたのでございます。

写真は記憶にはない、最後の断片。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA