こういう映画の脚本考えるのって、むっちゃ楽しいと思う。BBBムービー「アット・ザ・ベンチ」。
河川敷の公園に取り残されたようにあるベンチ、
ワンシチュエーションのオムニバス映画。
仲野太賀さん、岸井ゆきのさん、岡山天音さん、など、
好きな俳優さんがけっこう出てるので、観に行った。
何ちゃない話ばかりなんやけど、
何度も「うんうん」と思うやり取りがあって、
クスクス笑いながら、退屈せずに観られた。
中でも2話の岸井ゆきのさんのややこしいセリフ、
それにあたふたする岡山天音さんの返し、
そこに乱入する荒川良々さんの切り込み方が、
面白くって、声出して笑いそうになった。
こういうセリフ考えるのって、
なんか脚本作ってて、一番楽しいんやないかな、と思う。
かなり脚本的な屁理屈に近いやり取りも、多々あるのだが、
役者さんたちの力量なのか、まったく不自然に思えない。
ほんま「自分役なの?」と思うくらい、
皆さん、自然に演じてはるんやけど、
なんか進め方にギミックがあるんだろうか。
観なくても、全然ええけど、
気楽に観に行けば、
けっこう楽しい時間過ごせる映画やと思います。