「仏教徒×仏京都(ぶっきょうと)」京都仏教めぐり②「法然と極楽浄土」@京都国立博物館。

興聖寺のあとは出町柳に戻り、京阪で京都国立博物館へ。
こないだの日曜で終わってしまったけど、
法然と極楽浄土」という展覧会が開催中だったのだ。

興聖寺の話。

一応、浄土宗の信徒で、将来は浄土宗の寺に埋まる予定なので、
行っておこうと思ってた展覧会だったんだけど、
うかうかしてたら、終わるギリギリになってたので、
焦って、普段あまり展覧会に行かない土曜日に行ってきた。

ここの銀杏もなかなか。

けど、やっぱりすごい人。
人が多いのもかなり苦手なのだが、
話声が、とても気になる。
もっと静かなところで観たい。
展覧会グッズに耳栓も加えることにしよう。

展覧会自体は観応えある展覧会だった。
子ども向けのワークショップもやってたり、
展示がすごく観やすかったりで、満足。
この博物館の建物の構造も好きなんよなあ。
吹き抜けをうまく使って、できてると思う。

法然以降の浄土宗の展開もあまり知らなかったので、すごく勉強にもなった。
ふむふむ、當麻寺(当麻寺)というのは、こんなに浄土宗にとって意味のある寺やったのか。
曼荼羅や境内を描いた絵や、あの中将姫のお祭りの菩薩さんのお面も展示されてた。
あのお祭り、ずっと気になってたんよね。
来年行ってみるか。

巨大曼荼羅、痛みが激しいのだが、じっくり観ていると、
次第に仏さんが浮かべ上がって見えてきてビックリした。
けど、ガラスの照り返しがなあ。
照り返しのないガラスの開発、ほんま早くしてほしいですわ。

浄土宗、いろいろ分かれて、九州の方でも発展したのか。
檀王法林寺の袋中さんの話も出てきて、琉球にまで話が広がってたのも嬉しかった。

やっぱり圧巻やったのは、ホームページにも載ってる「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」。
こんなにスピード感あって、デザイン的にも完成された仏教画、他に知らんなあ。

やっぱり来といて良かったです。
阿弥陀様、ワシ、大したことのない人間なので、
法然さまや中将姫さまのときのような、
大勢でなくても構いませんので、
ワシの時もええ感じに迎えにきてください!

なんかこのゾーンだけ、撮影OKだったので、せっかくなので撮る。
三次元涅槃図やな!
すっげ!

この横にあった、すごいスピード感ある仏像がめっちゃ気に入ったんやけど、
撮影NGでグッズにもなってなかったので、
ちょっと残念であった。

グッズもすげえ充実してました。
けど、ちょいお値段が高くて、、。
お!結構お手頃値段でタオルがあった。
大きく「極楽」と書いてる。
うむ!このタオルで風呂に入ったら、まさに極楽やなあ。

お!このトートバッグ!
そうか親鸞さんの展覧会が同じ京都国立博物館であった時、
親鸞さんのサコッシュ買ったんやった。
師匠のトートバッグ、買わんわけには行かんなあ。

家に帰ってふたつ並べてみた。
お久しぶりの師弟再開かも。
ゆっくり語り合ってくださいな。
タイトルは「CITY MEETING」で、どーでしょう。

後で知ったんやけど、この親鸞さんの方のイラスト、
友だちのギンちゃんが描いたらしい。
知らんかった!
けっこう気に入ってるのよ。
ギンちゃん、ありがとう!!

と、親鸞さんのこと思い出しながら、
博物館を出ると、こんな道標が。
へ〜〜〜知らんかった!
親鸞さんのそばくい木像?
気になる!
今度行ってみよう。

次の予定まで、ちょっと時間があったんで、
もう一つ展覧会に行こうとする。
その博物館は、烏丸御池駅の近所、
バスで京都駅まで行って、地下鉄で向かおうと思ったんやけど、
バス停には長蛇の列。
う〜〜む、乗り切れるんやろか?
列には並ばず、バスが来た時に乗れそうなら最後に乗ろうとする。
割とすぐにバスは来たのだが、もうすでにバスはパンパン。
数人しか乗れない。
そうかあ、ここから京都駅に向かうバスって、
だいたい北は永観堂あたりから、
祇園、清水寺を通って来るバスなんよなあ。
南は東福寺から来るやつやし。
これは絶対無理やろなあ。
と、禁断のタクシーに手を出すことにするが、
またタクシーもなかなか来ないのだ。
諦めて、展覧会には間に合わんやろうけど、
京阪に向かおうとしたところで、たまたま一台、タクシーが通りかかる。
すかさず乗り込んで、
京都のど真んへ。

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