没後20年特別展「中島らも ぼくがうまれたまち」@尼崎市開明庁舎。
ちょい前のことになるけど、
阪神尼崎の駅前にある尼崎市役所開明庁舎で開催中の
「中島らも ぼくがうまれたまち」に行ってきた。
阪神尼崎駅、来たことはあるけど、
駅の南側のゾーンて、
尼崎城に行った時しか思い出せない。
ちょいキョロキョロしながら向かう。
もう「駅に面してる」と言ってもええくらい、
駅の近くでした。
古い小学校を改造したんかな?


その建物の隣、倉庫みたいなとこで開催中でした。

入場無料だからか、受付もなく、
係の人、どなたもいらっしゃらなくて、
他のお客さんもいてはらへんかったので、
「ほんまに入って観てもええんやろか?」と、
ちょっと不安になりながら、拝見。

無料やけど、けっこうきちんと説明もあって、
自筆原稿など、観たことないもんも多くて、
らも好きには楽しめる展示ですわ。


ああ!らもさんの引っ掻いたような、
縦に長くて、右上がりの文字!懐かしい!!
「啓蒙かまぼこ新聞」や「微笑家族」の漫画は、
写植ではなく、らもさんの文字がそのまま印刷されてたんで、
ワシ、めっちゃ見慣れた文字です。
なんかジワ〜〜ンと嬉しい感じが体中に広がって、
思わず落涙、、するところでした。
してないけど。
空海の自筆や定家の自筆にも、
ジョンレノンの自筆にも、感じたことない感情です。
聖徳太子の自筆見たら、感じるのかもしれんけど、
それはきっと偽物なんで、感じたらあかん気がします。


グッズはスマホの通販で。
ちょっとお値段がワシの経済規模に合わなくて、
ワシは諦めましたが、
このQRコードから、販売サイトに行けるので、
ほしい方は、どうぞ!



ああ、らもさんの絵や!


ああ、らもさんの文章や!考え方や!
そうそう!!あの胡散臭さ!
ワシが今感じてることを、ずっと昔に書いててくれはったんやなあ。
やっぱり今でも、ワシにとっては、必要な人や。



ご幼少の頃。
普通に可愛いのが、なんか違和感。

「明るい悩みの相談室」終了の辞。
読んだはずの文章やのに、
ふむふむ、言いながら読んでしまいました。
これを読む頃には、他にも数人、お客さん入ってきてはったんで、
声出してる自分に気づいて、ちょっと恥ずかしかったです。



亡くなった時、連載してはった「ロカ」の原稿。
ほんまに五線譜、書いてはった。

よく見ると、結構ええ建物。
丸い窓に十字、「島津藩となんや関係あるんやろか?」思って、
検索しましたが、それといった話は、出てきませんでしたわ。




「ロバに耳打ち」挿絵、長谷川義史さんやったんや!
この頃は薬の影響で、目が見えなくなってて、
奥さんの美代子さんが口述筆記されてたらしい。
その苦労話とお二人の愛情に、また涙が出そうに。
けど、絶筆の「ロカ」は自筆やったな。
視力、回復されたってことか。。
で、飲みに行って、、ってことなのか。。
なんだか余計に早すぎる死が悔やまれるなあ。



「ガダラの豚」むさぼり読んだなあ。
ほんま、ドキドキする小説やった。
それまでは「おもろい人」やったらもさんを、
小説家として、改めて尊敬することになった作品やった。
久しぶりにらも漬けになって、
嬉しい時間を過ごさせてもらったんやけど、
無料で、投げ銭コーナーもなかったんで
(まあ、投げ銭コーナーのある展覧会って、行ったことないけど)、
なんとなく申し訳なく思って、
施設内にあるカフェで、お昼ご飯、頂くことにしました。



元教室のカフェは、作りも、机と椅子も、
なんか懐かしい感じ。
木に囲まれてる居心地のええ空間。
窓から校庭が見える眺めも、やっぱり懐かしい。
ちょっとお高めな気がしたけど、
ランチ美味しくいただきました。
ええ時間やった〜〜。
らもさん、1月19日まで、ここ尼崎市役所開明庁舎で、待ってくれてはります。
時間は10時〜17時(土日は18時まで)。
12/30〜1/3はお休みです。
開催時間に注意して、ぜひお出かけください!

