兵庫県歩き その3「尼崎城周辺」。

平成最後の築城になったらしい、
今のところ、日本で一番新しい城、尼崎城です。

阪神電車で通る度に気になってたんで、
今年の目標「気になったことは全部やる!」を
実行すべく、尼崎で途中下車。
お邪魔してみました。
冷房完備で新しい木の香り、
最上階まではエレベーターでスイッと快適でございます。
シアターで近松門左衛門はんの解説(というてい)で、
尼崎城の歴史を学びます。
ほほう!尼崎とはそういう町であったか!!

最上階からは、西方面は六甲の山並み、
北方面は池田あたりの山並みが見え、
東を見れば、梅田界隈、ハルカス、弁天町と見渡せるのですが、
南は、尼崎城より高い阪神高速に阻まれて、
阪神高速の上から、少しだけフンデルトバッサーの
ゴミ処理場が見えるだけでございました。

尼崎城で十分達成感を味わったので、
そのまま帰ろうかと思いましたが、
今年の目標「気になったことは全部やる!」を思い出し、
ちょっと西を目指します。
そこも、阪神電車から見てずっと
「えらいお寺が並んでるなあ」と気になってた場所でした。
まあ、尼崎城で、ちゃんと勉強したワシは、
そこが、城下町時代の寺町だったことはちゃんと知ってたのですが、
自分で確かめることが「全部やる」ことでしょう。
暑さにもめげずに、歩く姿の尊いこと!

ふと道端に目をやると、おや!契沖さんの生誕地ではありませんか!
契沖さんは江戸時代の真言宗の僧侶ですが、
国文学、特に万葉仮名に大層な実績を残した方で、
水戸の光圀様にも、信頼されてた方でございます。
萬葉集の学者の子供として育ったワシには、
名前だけは馴染みのある方でしたので、
なんとなく、導かれた気がして嬉しくなったのでした。

そして、寺町に行くと、ほんまに寺が並んでます。
大阪の寺町、京都の寺町にも劣らぬほどの寺並みです。
しかし、案内板は全く何が書いてあるかわからず、
残念な思いがいたしました。
ある寺の前には、なんだかエッセイ風な標語がありました。
ワシが某焼酎屋の広告を作ってた時に書いたコピーのようだな、
と思いつつ、最後の一行の誤字が気になるのは、
職業病でございましょうか。
こういう町には、なんかそれらしい駄菓子屋とかあるかなあ、
と思ってましたが、たこ焼き屋が一軒あるのみでございました。
食べたかったんですが、ワシには、もうひとつミッションがあって、
断念いたしました。

そのミッションとは、大阪戻って、阪神百貨店の
沖縄フェアに行くことでありました。
今年は、麺処てぃあんだーのコク旨琉球海老そばを
頂こうと思っていたのでありました。
好物の海老の香りがたまらん旨さでした。
毎年来る阪神百貨店の沖縄フェア、
今年は新装後のきれいな会場での初めての開催でした。
相変わらずの活気!!
今回は下見がてら、そばを食って、
いつも買う、比嘉製茶のさんぴん茶(青袋)を買い、
今日会う女子たちにジーマミー豆腐のスイーツを
抜け目なく買ったのでございました。

ところで、ワシはなんでこんな源氏物語の女御のような喋り方に
なっているのでしょうか。

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