「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」@中之島美術館。
木曜日、中之島美術館の「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」行ってきた。


歌川国芳は、ものすごく動きのある武者絵も好きやし、
天保の改革のときの「ほんならば」と規制を掻い潜って、
あの手この手で絵を描いたり、幕府批判したりする姿勢も好きだし、
猫好きで、猫いっぱい描いてるとこも好きやし、
ワシの好きな月岡芳年や河鍋暁斎の師匠ということで尊敬もしてるし、
ワシにとっての一番大切な浮世絵師かもしれん。
行かない手はないな。
冬休みに入ってるからか、平日やのに、けっこうな人出。
普段の展覧会やったら、人多いの「いややな〜」思ってまうんやけど、
国芳となると「こんなにいっぱいの人が国芳観にきてるんや!嬉しい!」となる。
ワシもけっこうゲンキンやなあ。
展覧会は、一部除いて、ほぼ撮影禁止。
まあ、その分、観ることに集中できるのでええか。
好きな浮世絵師なので、観たものも多かったけど、
これだけの作品集めた国芳の展覧会は、初めてかも!
観たことないのも多くて、かなりテンション上がってしまった。

崇徳院の絵がカッコよかったなあ。
ワシ、この人の百人一首に取り上げられた歌、
「瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ」も好きやし、
日本史上、指折りの気の毒な人とも思ってるので、
こんなにカッコよく、崇徳院の心に燃え盛る恨みの炎まで、
描いてるような国芳さんにほんま感謝したくなるくらいやった。
他にも、これは!と思うような初めて観る絵がいくつもあったので、
帰ってから検索してみた。


ワシ、妖怪もの好きなんすわ。


さすが国芳!

やっぱ国芳やなあ。
これ、結構デカくて、
観た時「うわ!」って、
声あげてしもた。
ほんでやっぱり戯画!!
時の幕府の政策をあの手この手で揶揄する姿勢が、
ほんまにカッコええ。
やっぱワシ、体制ベッタリの人より、
こういう反骨の人が好きやし、
芸術を感じるんやなあ。
撮影OKなのもいくつか。

これは有名やなあ。


吉良邸、討ち入り。国芳にしては静かな作品やけど、
こういう品のいいのも、描ける人なんやな。

これも有名やけど、一人一人の顔の表情やポーズ見てると、
なんか吉田戦車さんに思えてきて、ツボる。

猫の頭、着せ替えセット。
どなたか、切り抜いてやってみてください。
グッズも充実してて、もう欲しいのだらけ!
欲望にまかせてほしいの全部買ってたら、数万になりそうだったので、
頭の中で慎重にオーディション。
一番気に入った崇徳院のグッズがなかったし、
撮影禁止やったけど、もう一度観たい絵もたくさんあったので、
図録を買おうかと思ったが、
今までも、買った後、ほとんど観なかった図録も多いし、
もしかしたら、撮影禁止が多いのは、
図録を買わせる目論見かもしれん、と思って却下。
上の写真の小さな人が出てくる絵のバスタオル。
むっちゃ欲しかったんやけど、ちょっとお値段が張りすぎてて、
暫定却下。もう一度来たら再考する。
とかいろいろ頭の中でオーディションしてたんで、
グッズ売り場にも、えらい長いこといた気がする。
その結果、オーディションに合格した方達。

真ん中の福助みたいな猫は巨大マグネット。
いつか、ワシが冷蔵庫展覧会を開く時、入場係として、働いてもらう所存。
海洋堂のフィギュアが思ったほどクオリティ高くなくて、ちょっと残念。
ほか、なんでオーディション合格したのか、わからんものもあったりするが、
経済的に考えると、どうしても絵葉書が多くなるんよね。
絵葉書なんて、使うこと滅多にないんだけどさ。
この国芳展、前期は1月19日までで、
その後、入れ替えがあって、
1月21日から2月24日まで、後期の展示。
この日は、国芳に時間かけすぎて行けなかったけど、
同じ中之島美術館でやってる
「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」も観てみたいし、
となりの国立国際美術館でやってる「線表現の可能性」も気になる。
年明け、1月下旬、まとめて行ってみるか。

