第二日「タケダ2000GT&良元優作」@gorey cafe。
元々、この日、京都に行く用事があったので、
せっかくなら、と前日と同じ、タケダ2000GTさんと良元優作くんライブを観に行った。
吉田山の南西にあるタコケンさんにいたので、
北東にあるgorey cafeまで、歩いてみた。
けっこう距離あったけど、
ここは学生時代に住んでた町なので、懐かしさもあって、
ちょい楽しい夜の散歩だった。
モンパン食堂けっこう賑わってたなあ。
スタート地点の吉田東通りあたりと、ゴール地点の今出川通りあたりは、
ワシの学生時代より、いろいろお店ができてたけど、
下宿周辺は、相変わらず、お店、ほとんどない暗い住宅街で、
変わってないなあ、あの頃も、麓まで降りないと、
食べ物屋さんなかったなあ、と思い出したりした。
goreyについて、しばらくゆっくりする。
そろそろライブ開始の時間だ。
ニール・ヤングの音楽が止んだ。
引き継ぐようにタケダさんのギターが鳴り始める。
外の見えるステージは物語が広がるみたいで好きやなあ。

「こんな言い回し、よう思いつくなあ」と思う、
ディティールから感情が伝わってくる歌詞、
きれいなやなあ、思って聴いてたら、
どこかでちょっとだけ横道に逸れるようなメロディ、
やっぱりタケダさんは面白い。
照れ屋で人見知りみたいやけど、
きっと、どこか、少しずつ、ひねくれてるんやろうなー。
そのひねくれ具合が、ワシと共通のところがある気がして、
聴くごとに好きになっていく。

そして、そのずれ具合が、どんどん広がっていって、
おもろい方面のタケダさんが爆発する!
ゲラゲラ!
そのままの勢いで、MCまで、どんどん逸れていく。
で、極め付けに出ました!「ハートスランプひとりぼっち」。
後半のキャンディーズあたりのとこが、めっちゃ好きやわあー。
前日も聴いた「優しさにつけ込まれたなら」は、
ユーミン+チェリッシュらしい。
チェリッシュ部分、前日は気がつかなかったから、
今日は逃さんぞ!と聴いたけど、分からんかったー!
て、そもそもワシ、チェリッシュ、あんまり知らんかったんかも。
「マオマオ」は、猫の鳴き声のタケダさん的解釈。
偶然中国で子猫のことをそう言うらしい。
ようまとまったかわいい曲!
ラストの「ターン・オブ・ザ・タイド」は、
ジワンと体を包み込み、毛穴から入ってくるような、
ジーンとくる名曲です。
良元優作くんは、gorey初登場らしい。
そうだっけ?
なんとなく近い気がしてたんで、
ちょっと意外だった。
ワシが学生時代に住んでた場所から、
すぐの場所で優作くんがやってるのが、嬉しい、
と言うよりは、不思議と自然に感じる。
この町も、優作くんも、ワシという歴史の一場面になってるからか。

この時間は暗くて見えないけど、
優作くんの後ろには、白川疏水。
やってる曲は「風につらつら」。
時代はバラバラだけど、それぞれがワシの過去とリンクしていて、
何もかもが懐かしいという気持ちに繋がってる。
階下から聞こえてくる子どもの声までが、
懐かしさを高めて行く。
ええ時間だ。

おお!リクエストで「風の噂」!久しぶりに聴くなあ。
この曲もジワーンと体に入ってくる!
これは酒飲まなきゃ!
酒を買いに一階降りて、酒を持って階段上がってると、
すげえディープサウスみたいなギター聴こえてきた。
ボーカル、聴かずに優作くん聴くと、
こんなズブズブの泥臭い音、してたりするんやな。
ちょい新鮮でした。
「ハードタイムキリングフロアブルース」。

「1988年事件」、ライブで聴くのは久しぶりやな。
ちょっとハードな曲が続くけど、
なんかワシ、ええ気持ちになってきた。
この日の優作くんには、お酒が似合ったなあ。
ジントニックがすげえ美味しく感じた。
この流れからの「バクラッシュブルース」、
なんか理屈はないけど、
感覚的にむっちゃ分かる!
そして、おお!「緑のタイルのイカしたテーブル」
ほんまにええ流れやなあ!!
「昨日見た夕日」の前にした家族の話が、
なんてことないけど、めっちゃ入ってきたのは、
ワシが「懐かしいモード」に入ってるからか。
それ以上に、曲が怖いほど、体に入ってきた。
この日の優作くん、ほんまにすごかったなあ。
「キムおじさん」が、絶品やった。
なんかゾーンに入ってるかのように思えるくらい、
ひとつひとつの曲がすげえレベルで、尖っていた。
最近のワシのお気に入りは「ハーメルンの笛」。
ほんまこんな世の中なんよなー。
それを表す歌詞も、メロディもほんまええ。
「あの子がもう帰らない」ってフレーズだけで、
すごく哀しい物語を感じてしまう。
それが、この日の尖った演奏で、
さらに深いところまで届いた気がした。
ラストの「スターマン」まで、なんか気合いが溢れてた。
この日の優作くん、ゆるいとこあり、ズブズブブルースあり、
キレるくらいの緊張感あり、
なんかバランス取れたすげえいいライブでした!
珍しく、自らアンコールを求めて「負けへんで」!
ああ!なんだか最後に「楽しい優作くん」も付け加えてもろた気がして、
さらに嬉しくなる。
この日もラストは、二人で「もしもピアノが弾けたなら」。
息が前日よりさらに合ってるのか、ハモリも気持ち良かったです。

終わってから、いろいろ話したい気分やったんやけど、
京阪の特急、最近早くなっちゃって、
20分くらいで、最終特急に間に合うバスの時間になっちゃったので、
店を出る。
ああ、この辺に泊まりたかったなあ。
けど、今の京都のホテル料金、洒落にならんもんなあ。

この日、福岡から友だちが来てて、
ワシより先に京阪で帰ったのだけど、
ホテルが大阪で、ワシの家の近くってことで、
天満橋からの眺めをオススメしておいた。
天満橋について、確認すると、やっぱりええ景色で、
ホッとしながら、家に着いたのであった。

