あの頃の子どもたちは。BBBムービー「春をかさねて」「あなたの瞳に話せたら」。
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東日本大震災の頃、子どもだった子たちの震災以後の心理という
同じテーマをドラマとドキュメンタリーで描いた、2本の映画、
ってことになるのかな?
正直、ドキュメンタリーだけでよかったような気もする。
ドラマ、同じような状況でも、一人一人感じ方は違う、表し方も違う。
傷ついてないように見えても、そうではない、
ということに気づいていく話だと思うんやけど、
セリフのひとつひとつが、後になってから、大人が考えたものっぽくて、
どうにも、居心地が悪かった。
その中で、若い役者さんたちは、頑張ってて、
すごくリアルな表情をされてたので、
ギリギリ、そこに救われた気がした。
ドキュメンタリーは、その頃の子どもたちのリアルな言葉が並び、
痛みがストレートに伝わってきて、
この子達は、一生、この思いと付き合っていかざるを得ないんやな、
どうぞ、うまく、その気持ちと付き合ってください、
と祈るような気持ちになった。
この子達の言葉がむき出しで、ヒリヒリするくらいリアルだったので、
余計にドラマの方の言葉が、浮いてきたのかもしれない。
けど、ドラマの方にも、ドキュメンタリーでは描けない何かを描きたい、
という気持ちがあるのは感じられて、
「なんとかならんかったんやろか」と少し思った。

