分かんないとこだらけ、と言うか、分かるところ、ほぼなかったです。BBBムービー「メガロポリス」。
※否定的な内容を含みます。
公式サイト
ああ、ある程度、予想してたけど、
予想以上に、訳分からんかった。
と言うより、わかる部分が、ほとんどなかった。

大監督、フランシス・フォード・コッポラの集大成と聞いて、
「もしかしたら最後の大作になるかもしれない」と思って観に行ったのだが。
ほんまに厄介な映画でした。
ローマ帝国の何かの史実をモチーフに、舞台を近未来に置いて、
今のアメリカを描こうとしてるんやろなあ、と言うのは、
なんとなくわかるんやけど、
そのローマ帝国の史実もわからんし、
ストーリーも、キーになってるメガロンという物質が、
どういう特長のある物質なのかも、全くわからんかった。
そのわからんさも「高尚だから」というより、
どちらかと言うと、練り込み不足で、
「ローマの話が消化し切れてないんやないか」と思ってしまいました。
ローマの史実、欧米の人やったら、常識みたいに知ってる話なんやろか。
その近未来のステージも、発想的にも、技術的にも、
少し前の人が思い描いた未来、みたいに思えて、
先進性はあまり感じませんでした。
エンドロールの音楽、後半が、すごくNHKの大河ドラマっぽくて、
「さすが日本好きのコッポラさん」とは思いました。
あと、高所恐怖症としては、トップシーン、すごくドキドキしたのですが、
幸い、合成にリアリティがなかったので、
それほど怖くなくて、助かりました。
もう一度観たら、もう少し分かるのかもしれませんが、
ちょっと長めの映画なので、それだけの気力が湧きません。
どなたか、「わかった!」という方、
わかりやすく説明してください!