京都ふらふら歩記(あるき)。②両足院。

で、お目当ての両足院へ。

もちろん「りょうあし」ではなく「りょうそく」。
「智慧」と「慈悲」の両方を兼ね備えていること、
足りていることからのネーミングらしい。

拝観料1,000円。
お手頃だ。

お庭も建物も品がいい。
布系が藍で纏められてるのも、建物や庭の感じに合っててええなあ、と思ったら、
何か作家さんとのコラボらしい。
建仁寺のコラボより、寺の良さをわかってるコラボやなあ。
建仁寺に意見してほしい。

池の周りにびっしり植ってるのが、半夏生やな。
庭に降りて近くで観てる方がいらっしゃったので、近くまで行けるのだろう。
ぜひ、近くで観なくては、と降り口を探して降りようとすると、
そこで止められた。
庭に入るには、もう1,500円追加で払わなければあかんらしい。
お茶室でのお茶がついてる、ということなので、
そう割高ではないけど、合わせると2,500円かあ。
う〜〜む、と思ったけど、
ここまで来て、近くで観ないのもなあ、と払うことに。

一度、払うと決めたら、元取らんと、と思うタイプ。
メインでない裏庭も覗く。
うん!ほらきれい。

さあ、メインの庭。

思った以上に高低差がある。
そうか、四条通も祇園さんに向けて緩やかに坂になってるもんな。
けど、あの四条通から数百メートル、東山通りからも近い、
こんな町中に、これだけ静かで、緑が濃いところがあるんやなあ。
建仁寺には溢れてるインバウンドの人たちも、
ここまではあまりいらっしゃらないようで、すごく静かだ。

お!蝉の声が聞こえる。
ワシの今年最初のセミは、両足院か。
悪くないな。
ミンミンゼミかツクツクホーシなら、もっと合ってたんやろうけど、
贅沢は言うまい。

お茶は、冷たいお抹茶で美味しかった。
甘いものはようわからんのだが、半夏生をかたどったお菓子はきれいだった。
風が気持ちよく、心が穏やかになっていく。
ちょっと高かったけど、お茶室で寛げてよかった。

ここで、お茶を出してくださった方に、いろいろお話をお聞きする。
半夏生、一番の盛りは、先週だったようで、
今週はだいぶ緑になってきてるらしい。
あ、半夏生の白いのは、花ではなくて、葉です。
初夏のこの時期だけ、白い新芽が出て、次第に緑になっていくらしい。
白い葉のところから出てるモジャっとした長いやつが花らしいです。
不思議な植物やなあ。

さて、十分涼んでから、その半夏生を間近で拝見することに。

ほんまに、ええ庭。ほんでええ花!
半夏生、いくら観てても、観飽きないなあ。
来年は、一番白さが際立つ頃に来てみたい。

風通し、坪庭、木陰、
こういう場所に来ると、本当に風の流れ道をうまく利用してるよなあ、と思う。
冷房がなくても、ここにいる間は、暑さが気にならなかった。

帰りにふと観ると、「FRITZ HANSEN」の提灯。
「なんやろ」と思って、後で調べると、
FRITZ HANSEN主催の「ポール・ケアホルム展」を両足院で開催してたらしい。
これもええコラボ!
ほんま建仁寺に教えてあげてほしいなあ。

入口のところにある「毘沙門天堂」は、
毘沙門天のお使いということで、狛犬ではなく、狛虎。

寅年生まれのワシとしては、嬉しい限りです。
では、次の場所に。

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