タルちゃん、寂しいぞ。

ぱぱぼっくすのタルタニ先生が逝ってしまった。
「名は体を表す」を絵に描いたような、
タルンとした、風貌と性格、
この世のものとは思えないような、
愛すべきキャラクターから
「ムジカの妖精」と言われたタルちゃんが、
ほんまに、この世から去ってしまった。

ワシは、出会うと隙をついて腹を掴まれた。
あれは、同族の挨拶だったのか。
数年前、やり返すと、なんか機械みたいな硬い手触りがあって、
ビックリした。
手術してストーマをつけたのだと教えてもらった。

それからは、サバイバー同士として、勝手に同族意識が高まった。

自分のライブじゃない時も、
ムジカにライブ観に来て、
お地蔵さんのように目を瞑りながら
聴いてたのか、寝てたのか、わからんような顔してたタルちゃん。
「寝てるんちゃうか」言うと、
すかさず腹を摘んだタルちゃん。

けど、ステージに出ると、
途端にクールなギタリストとして、
見せつけるような感じではなく、
まるで、モノを食べるかのように、
自然な、体に染み込んだ動作で、
かっこいいフレーズをスルスルと
弾きまくってたタルちゃん。

最後に会って、ステージを観たのは、
今年の5月2日、春一の前夜祭のムジカジャポニカだった。
「なんで春一出ないのに?」とか思ってたけど、
あれって、今から思うと、
タルちゃんのお別れの挨拶だったのだろうか。

ムジカに行って、
「このライブやったら、タルちゃん来てそうやな」
思って、探す楽しみがなくなったのが、
とても寂しい。

けど、きっと忘れて、探してしまい、
亡くなったこと、思い出したりするんやろな。
そのとき、今以上の喪失感、感じるような気がする。

タルちゃん、観たいライブあったら、
また向こうから来てや。
腹の掴み合い、しような。

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