こんな強烈にパンクな人が、ロシア(旧ソ連)にいたのか。BBBムービー「リモノフ」。
公式サイト
ロシア(旧ソ連)にも、こんなパンクなやつがおったんか!
とビックリ。
とてもソ連に馴染みそうにないなあ、と思ってたら、
やはりアメリカに国外脱出。
けど、周り回って、最後はフランスからソ連崩壊後のロシアに戻り、
ソ連再生を掲げながら政治活動をする。
なんとも政治的にも捉えどころのない人物だけど、
あらゆる状況で、「反体制」であったことだけは、変わらなかった。

あまりに強烈なキャラクターに、驚いて、
前半は、その行動のひとつひとつが面白かったんやけど、
キャラクターの面白さに惹かれるってのは、
ある意味、出落ちに近いところがあるのか、
そのキャラクターに慣れてしまった映画の半分あたりから、
すごく中だるみを感じてしまった。
結局、その中だるみの感じのまま、
映画は終わってしまったのだが、
終盤、なんか映画を引き延ばそうとしてるかのようにさえ思える、
ダラダラ感、かなりきつかった。
ニューヨーク時代、執事とか、
キャラ的に「え?正反対やん!」思う職業に就くのは、
ちょっと面白かったけど。
伝記映画として、人生をすべてを網羅しようとしてるのかもしれないが、
全体で133分は、ちょっときついなあ。
できれば、90分くらい、せめて2時間以内にしてくれれば、
もう少し、リモノフの核みたいなものを抽出した上で、
ええリズムで終われたんちゃうかな、思いました。
リモノフという興味深くて強烈な素材だけに、
その辺、すごくもったいなく感じました。
音楽はベルベットアンダーグラウンド中心に、
ワシの好きな音楽、リモノフのキャラクターと合致する、
ええ音楽が揃っていただけに、
余計にもったいなく感じたんかもしれんです。

