ワシも作ったなあ。BBBムービー「ひみつきちのつくりかた」。
※ネタバレあります。
公式サイト
誰でも、子どものころ、一度は夢見たり、
作ろうとしたことがあるんじゃないやろうか。
ワシも作った。
ただの洞穴やったけど。
そこに、今思うとしょうもない宝物、持ち込んで、
めっちゃワクワクしてた。
そんな記憶のあるワシなので、
この映画のタイトルだけで、観に行きたくなった。

後半が、すごく良かったなあ。
中年男性のそれぞれの悲哀にグッと来た。
あの頃、自分だけが、人とは違うように思ってたりもしたんやけど、
幾つになっても、それぞれ抱えるものは、違ってても、
人が羨ましかったり、自分だけが不幸だったり、思ったりするもんなんやな。
けど、歳をとるということは、他人の痛みに、
少しだけ気づき、寛容になれることなのかもしれない、
とこの映画観て思った。
ちょっとネタバレになるけど、
基地が結局、完成しないことは、
もう二度とあの頃に戻れないということの象徴なんやろな。
それを実感して、4人は、それぞれの現実と向き合うのだろう。
前半はけっこう大事なことで、雑で無理目に思えたりして、辛かったけど、
登場人物の気持ちは、よう理解できたので、
それでなんとか、ギリギリついていけた。
後半も、雑いと思うことが、なくもなかったが、
もう一人一人の気持ちが、ジワっと染みてきて、
お出汁ひたひたのきつねうどんのお揚げさんみたいになってたので、
そういう雑さ、超えて、うんうん、うなづいていた。
ワシも立派なおっさんやということやな。
ストーリーとはちょっと違うけど、
映画観てる間、頭の中で、何度もこの歌が鳴っていた。

