佐藤GWAN博+古藤只充 ふたり旅2025「たんぽぽとはこべ」@Space Mu。
先日、日曜日は、去年初めて行って、やっと聴けた!
もっと聴きたい!と思った古藤只充さんと佐藤GWAN博さんのコンビが、
今年も大阪来てくれたので、行ってきた。

去年のライブの様子はこちらに。
去年同様、ワシより年上の方が多く、
この人たちは、出足が早くて、後ろに座りたがるのか、
これも、去年同様、最前列での鑑賞となった(笑)
「やがて夜風はムラを抜ける」降り始めの雪のように、
古藤只充さんの声で、柔らかく、ライブが始まる。

古藤さんの思い出話、
かつての職場での役職は「総長」やったらしい。
ちょっとギョッとしたが、「荘長」やったらしい。
なるほど〜〜っと、ホッとしながら笑ったが、
考えたら、ワシの出身中学では、
クラス委員のこと「組長」って呼んでたな。
ワシ、クラス委員、やったことあるんやけど、
その時は「組長バッジ」、付けてたわ。
その呼び名、だれも止める人おらんかったんやろか?
同じ年代の弾き語りの人、たくさんいてはるのに、
ワシはなんで古藤さんに、こんなにも、惹かれるのだろう。
決定的な理屈は分からない。
だけど、スッとワシの心に入ってくる感じがするのだ。
いや、理屈なんて、いらないのだろう。
何年も開けてなかったアルバム、
あったことすら忘れてた写真を、見つけたような。
その写真がきっかけで、大切な人思い出が、次々と浮かぶような。
古藤さんの歌は、そんなふうに、
ワシの心を開く鍵のひとつなのかもしれない。
古藤さんは、対馬ご出身で、
いまもUターンで対馬に住んでおられる。
ワシは学生時代に一度しか行ったきりなんだが、
本当に、行っておいてよかった。
朧げながら、頭に残る津島の風景を、歌に重ねる。
学生時代の風景が浮かんでくる。
今や、偉い学者さんになった同級生との、
たわいのない会話が、掘り出されたりする。

「十二月のコウロギ」は本当に名曲。
置き去りにされてしまったような悲しみと、
どこかに同士がいると思える安心。
古藤さん、30〜60歳くらいの間、
音楽を辞めてはったらしく、
それ以前の歌は女性のこと歌った曲が多く、
それ以降の歌は死ぬこと歌った曲が多いらしい。
聴いてるうちに、なんだか、トム・ウェイツの、
「Ol ’55」を思い出したりしてた。
満ち足りている。
いい時間だった。
アンコールは、短く。カッコよかった!
客席には宮里ひろしさんも、いらっしゃった。
お久しぶりやけど、元気そうで良かった。
客席に一人、えらい若い人がいるなあ、思ったら、
17歳の少年で、高田渡さんが大好きで、
渡さんとも親交の深い佐藤GWAN博さんを、
観にきてはったみたい。
その少年、ひろしさんのレコード持ってるらしい。すげーな〜!
ワシと平田ママは、その話しながら、
「話の合う友だち、周りにおらんやろなあ」と、
少し心配してしまうのであった。

すんません!
そして、佐藤GWAN博さん。
羽毛のように優しい声がゆっくりと空気を揺らしていく。

佐藤さんは、俳優や放送作家としても活躍されてたので、
交友範囲が広くて、意外な人の名前が、どんどん出てくる。
ワシは、やっぱり高田渡さんや、吉田日出子さんの名前が出てきて、
嬉しかったなあ。
演劇出身だけあって、うたは、時にセリフのようだったり、
時に芝居が混じったり。
手持ちのカードの多いこと、多いこと!
去年も歌ってくれはった渡さんの「ブラザー軒」、
ああ、やっぱりええ歌!
朝比奈逸人さんの「おさと」も、
初めてライブで聴けました。
このお店、初めて行ったんやけど、
桃谷の駅から、わりと近いし、
気持ちのええ空間で、料理も美味しくて、
気に入りました。
その料理の食べれる打ち上げ、少し出たかったんやけど、
居並ぶ諸先輩がたの顔を見ると、
ワシみたいな小僧、少し腰が引けてしまい、
早々にお暇しました。
(まあ、家で用事もあったんやけどね)
帰り、連絡がすごく良くて、
お店出てから30分くらいで家に着いてました。
古藤さんとは、去年お会いしてからSNSでも、
いろいろやり取りさせて頂いてるので、
一度、ゆっくりお話ししたいんですがね。
また、次の機会に!
関西で、お待ちしてます!

