第72回日本伝統工芸展@大阪髙島屋。
ほぼ毎年行ってる日本伝統工芸展、
今年も行って参りました。
チケット買おうとすると、
後ろから知らない方に声かけられてギョッとしてると、
「これ、余ってるので差し上げます。」と言って頂く。

うわ〜〜い!
ほんまにええんですか?
ありがとうございます!
嬉しいっす!
入口すぐには、参考作品なのかな?田辺竹雲斎さんの作品などが、
並んでて、この辺りだけ、撮影OKでした。

田辺竹雲斎
この方は、四代目の竹雲斎さんかな?
こういう立体、どうやって思い描くんやろ?
三次元の立体とかの想像力が弱いワシには見当も付きません。

須藤拓
これ、ビックリしたのは、布ではなく、金工なんですよ。
えええ!金属が、こんなに布にぴったりくっつくもんなん?
しかも、こんなに繊細に!!
ほんまなんか、むっちゃ触ってみたかったです。
他は、撮影禁止でしたが、ほんまに繊細で、細かいところまで、
神経の行き届いた作品がずらりと並んでました。
この展覧会の嬉しいのは、
陶芸、染織、人形、木竹工、漆芸、金工、など、多岐の工芸が、
観られることです。
1ジャンルにはなってないけど、諸工芸として、
ガラスや七宝、截金なんかもあって、
工芸好きのワシには、たまらん展覧会なんすわ。
けど、なんか観るたびに、繊細で端正、幾何学的な
超絶技巧作品が増えていってる気がするなあ。
個人的には、揺らぎみたいなもんを感じる、
ちょっとへしゃげたようなものとかが好きなんですが、
そういうものは、ほぼ見当たりません。
ああいうの、余計にセンスが必要やろうし、
審査するのも難しいからかなあ。
勝手にワシが思ってるだけかもやけど、
そういうのこそ、侘び寂びや、民藝に通じる
日本固有の美意識やと思うんやけどなあ。
この展覧会、あまりにも数が多いので、
何かポイント作って観ていかないと、
頭がすぐに飽和しそうになります。
今年は「欲しくなるかどうか」を基準に観てみました。
思ったものだけ、作者の詳細を観るルールです。
人形や着物など、自分にあまり縁のないものも、
「縁があったとしたら」と思って、
「技術がすごい」とかに惑わされず、
できるだけ、自分が「ええ」「好き」と思う基準を、
探してみようと。
結果的にそう思ったもの、京都や金沢の工芸大国の作品が多かったり、
個人的に好きな沖縄のものが、多いのは当たり前なんやけど、
それ以外、今回は、けっこう東日本のものが多かったです。
どうしても、西日本贔屓になる傾向のあるワシとしては、
少し意外で、けど「公平に観られたんかもしれん」という気もして、
「このやり方、なかなかええなあ」思いました。
けど、沖縄は、今回、染織分野しか、なかった気がするなあ。
とか思いながら、観てたら、知らない方に声をかけて頂きました。
「ヒネモスさんですか?」
面食らって、ちゃんと対応できたか、よく覚えてないのですが、
「インスタでも繋がってます」とその時に言っていただいた言葉頼りに、
後ほど、捜索したら、大村幸太郎さんという染織の方でした。
作品は、こちら。
良かった!さっき「欲しい」と思った作品の方でした。
漆芸では、輪島の方の作品がけっこう展示してあって、
嬉しくなりました。
今年も面白かった伝統工芸展。
ちょっと池田慎さんの手芸とか出品したら、
どうなるんかな?
と思ったりしながら、会場を出ました。
あ、会場を出る時、同じようなペースで観てたのか、
チケットをくださった方にお会いしたので、
心からお礼を言って、出たんでした。

