完璧。ため息出るほど、美し過ぎる映画。BBBムービー「落下の王国」。

公式サイト
なんで、2006年の公開時、日本未公開やったんやろう。
この映画の美しさ、ストーリーとしての切なさに、
日本で気づく人がいなかったのだろうか。
しかも石岡瑛子さんが、美しすぎる衣装を担当してるのに。

まあ、お陰様で、4Kの、より美しい画像で、
初めて出会うことになったので、一応感謝しておきましょうか。
観るまでの間に、ワシが死んでたら、ほんま承知せんとこですぜ。
承知しなかったら、どうするのか、
誰にするのかも分からんけど。

とにかく、どの画像も、恐ろしいほどにスタイリッシュ。
カッコ悪い画像なんて、たぶん一コマもない気がする。
どのコマもスチールとして切り出したら、
ポスターになるようなクオリティではないかと思う。

空想の物語を女の子に聞かせてるのが、基本スタイルなんだけど、
あまりに幻想的すぎて、その境目が、観てる間に、どんどん分からなくなっていく。
それは聴いてる女の子「アレクサンドリア」も、
話してる主人公「ロイ」も同じなのかもしれない。
その二人と、それを観てる観客が、三つ巴になって、
この不思議に美しい物語に巻き込まれていく。
本当に出演者の肌の質感までが愛しいくらいに美しい。

言い換えると、美しいけど残酷な空想の物語と、
死を求める現実の主人公が、
愛らし過ぎる女の子に、救われていく物語なのかもしれない。

ひとつひとつのシーンの美しさも素晴らしいのだが、
その中で、石岡瑛子さんの衣装が少しも引けを取らないどころか、
物語全体の美しさを引っ張っていく役割を果たしているのが、
なんだかもう感動してしまうレベルだった。

シーンによっては、先週見たばかりの、
アルベルト・ヨナタン・セティアワンの和三盆アートを思い出したりもした。

それくらい、シーンシーンがアートと言ってもおかしくないくらい、
完成度の高い美しさだったと言うことだろう。

先日観たばかりなのに、早くも、もう一度観に行きたくなっている。

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