基本、共感できる映画でした。BBBムービー「やがて海になる」。
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前半のモヤモヤした感じは面白かったし、
監督の自伝的青春を撮る劇中劇を演じる映画監督の映画、
という三重構造も、よう考えてるなあ、思った。
変に恋愛映画として終わらせない後日談も、良かった。

それぞれに何かを抱えてスッキリとしない毎日を送っている3人が再会し、
それぞれ、少しだけ何かに気づいて、
新たな一歩を進み出す映画なんやろうな。
そのテーマもすごく共感する。
瀬戸内の美しい風景と、何かわだかまって、モヤモヤする感じの対比も効いてて、
ストーリー的にもよう考えられてて、ええ映画やと思う。
ちょっと修司のダメっぽさが漫画っぽすぎて、
「そこまでやったらあかんやろ」とは思ったけど、
それはまだ許せた。
ワシがどうしてもあかんかったのは、クライマックスのビーチのシーン。
映画的にはすごく重要なシーンだとは思うのだが、
あまりに恥ずかし過ぎて、直視できなかった。
マジに顔を伏せて観ないようにしてしまった。
ワシが、あの劇中劇の映画のスタッフやったら、
本気で怒ってるやろなあ。
「ワシは、お前らの映画の脇役かよ!」って。
確かにそうではあるんだが。
まあ、それを除けば、なかなか観応えのある映画やったと思う。
もう少し、テーマとタイトルがリンクしてたらな、と思わんこともないけど。

