鹿王院の散り紅葉。

並河靖之七宝記念館から向かったのは、
嵐電、嵐山の一個手前、鹿王院。
先日、嵐山に行った時、嵐電に乗って、
「そー言えばワシ、鹿王院、行ったことないかも」思ったのであった。
鹿王院も紅葉の名所で、もう終わりかけやろうけど、
ここは、散り紅葉が有名らしいので、
行ってみるか!とふと、思いついたのであった。

東山エリアから嵯峨嵐山エリアって、
京都の端っこから端っこへの移動、
無理目に思えたんやけど、
Googleマップで調べると、
地下鉄東西線と嵐電で、40分程度なんやな。
こりゃ、ええ交通手段や。

ワシは、なんか路面電車が好きで、
一般道にある線路見るだけでも、ワクワクしてしまう。
その理由は、なんぼ考えても分からない。
ほんま「好き」に理屈つけるのは難しいけど、
ひとつあるとすれば、ワシは子どもの頃、
京都の親父の実家に行く時、
京都市電七条線に乗って行ってたようなので、
その頃の記憶が関係してるのかもしれない。
まあ、その頃、京都市電でドキドキしてたってことやろうから、
結局は、子どもの頃からの路面電車好きってことなんやろな。

鹿王院は、嵐電鹿王院駅から、歩いて5分くらいか。
鄙びた土塀がええ味出してる。
門の「覚雄山」の文字は、この寺を建てた、足利義満公の文字らしい。

確かに終わりかけではあるけど、
噂通り、散り紅葉が絵も言われん美しさ。

ちょっと逸れたとこにある、竹の小道も素晴らしい。

野々宮神社あたりの人混みの中で観るより、
こっちの方が、段違いに落ち着く。

そう。ここ、嵐山なのに、驚くほど、人が少なくて静かだった。
借景で嵐山が見えるとこもあるくらいの距離というのが、
信じられないくらいの静けさ。
隣に幼稚園か何かがあるらしく、
歌のお稽古の声が聞こえてくるのが、
なんとも、嬉しくて、ついつい笑顔になってしまう。
すげえ得した気分だ。

もう、建物に入る前の参道で、既にこのお寺が好きになってる。

ようやく、建物にたどり着く。

何かで観た時、この舎利殿の形に惹きつけられた。
二層目が円になった多宝塔や、わりと見かけるけど、
四角いまま、二層になって、
こんな堂々としてるのに、美しいバランスの建物って、
他に見たことない気がしたのだ。
ああ、観られて良かった!
その前にあるモッコウの古木も、立派で、風格あって、
無視できない存在感、放ってた。

堂内は撮影禁止やったけど、運慶作と伝えられる、
十大弟子像は、動きがあって、ええ仏さんでした。

帰り道も、やっぱり紅葉が美しくて、
何枚も写真を撮ってしまうんでした。

もうシーズン、終わりかけやけど、
鹿王院、ほんまオススメのお寺でございます。

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