「並河七宝 ―永遠なる黒の耀き―」@並河靖之七宝記念館。

篠田屋から歩いて向かった先は、
白川を超えた辺りにある、並河靖之七宝記念館

ここは、何回か来てるんやけど、
秋に来たことがなく、
今、「黒」をテーマにした展示してるみたいなので、
ちょうどいいと思ってお邪魔したんですわ。
この展覧会も14日までなので、滑り込みなんですがね。

記念館手前の白川。
ワシ、川の流れか海の波音、聞きながらの暮らしに憧れております。

記念館の建物、外からの見た目もええけど、
中に入ったら、さらに素晴らしいんすよね。
詳しくは、上にリンクした「二度目の並河靖之七宝記念館」で。

黒を基調とした作品、良かったなあ!
並河さんの、鮮やかで、繊細な超絶技巧が、
黒を背景にすると、より際立ってくる。
色の美しさも映えてて、
「なんでこんな細かい模様、できるんやろ」と何度も思いました。

そして庭!!
作品と家屋の中は撮影禁止ですが、庭は撮影OKなんでした。

やはり紅葉は終わり気味でしたが、
ところどころ、ポイントで残る赤が引き立ってました。
石の上の散り紅葉も、儚くて、ええ感じでした。
このお庭、かの有名な七代目小川治兵衛さんが、
初めて琵琶湖疏水の水を引いて作ったお庭らしいです。
言わば、平安神宮や無鄰菴、對龍山荘と言った、
京都でもワシの好きなお庭の元祖とも言える庭。
ワシが気に入らんはずがありません。
特に、池に迫り出したお座敷の角。
中から見ても、外から見ても、ほんまに好き。
天気のええ、冬の日に、
朝からずっと、あそこにいて、
ポカポカの中、ガラスの容器から冷酒をチビチビやって、
日が暮れてきたら、熱燗、とか想像し始めたら、
たまらん気持ちになりました。

ここ、お台所も見学できるんですよね。
全体は鰻の寝所の敷地やないのに、
ここは京町家っぽい、細長い感じで、
天井がやたら高いです。
ほんまに素晴らしいっすわ。

そうそう、その頃、お隣やった、小川治兵衛さん、
今も名前受け継ぎつつ、お隣に住んではります。
七代目の頃からの「植治(植木屋の治兵衛)って、
呼び名は、今や社名になってるんやね。

帰り道、白川の照り返しと残り紅葉が良かったっす。

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