坂本龍一さんは、本当に稀有な音楽家だったのだな。BBBムービー「Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto」。

公式サイト
1984年32歳、当時の坂本龍一さんと追いかけたドキュメンタリー映画。

当時は、坂本さん、技術的にも音楽の最前線にいたんやろうけど、
使ってるメモリーディスクのばかデカさに驚く。
あの作業、何やってたか、分からんかったけど、
今なら瞬時にできるんやろな。

音楽に限らず、すべての人は、
その時代のインストゥルメントに、規制されるんやな、
と今更ながら思った。
あの頃の坂本龍一さんが、今の技術で、音楽作ったら、
どんなことになるんだろう。

坂本さんは、この頃から、どんな事象も否定せず、
すべてを飲み込んだ上で、そのすべてを咀嚼して、
音楽作ろうとしてはったんやろな。
ほんまに稀有な音楽家だったと思う。

日本が世界一の技術国になりつつあるバブル前夜、
だけど、お祭りなど古い風習も、
矛盾なく存在してる。
あの頃の東京は、本当に刺激的な町だったのだろう。
そのことを坂本さんは十分感じながら、
東京という町を選んで、その町で、
音楽を作ってるように思えた。

関係ないけど、お神輿担ぐ人の肩の担ぎだこが凄かった!
両肩の上に、馬鹿でかいサイコロを一個ずつ載せてるみたいだった。

そうか、この頃は、坂本龍一さん、
矢野顕子さんとパートナーだった頃なんやな。
連弾シーンがすごく良かった。
矢野顕子さんは、ピアノの音まであの声で歌ってるようだった。

坂本さんはこの頃から、
知性の大切さをきちんと訴えてたような気がする。
坂本さんを失った今、
世界がどんどん反知性に向かって行ってるようで、
本当に怖くなる。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA