もう、二本とも、隅から隅までホン・サンス。BBBムービー 月刊ホン・サンス「小川のほとりで」「逃げた女」。

今、各地で、毎月2本ずつ、ホン・サンス作品を公開する、
月刊ホン・サンスというシリーズを、やっている。
先月は観逃したのだが、今月は続けて観てきた。
今回はキム・ミニ主演の2本。

まずは「小川のほとりで」。

「月刊ホン・サンス」サイト
ああ、もうまさにホン・サンス。
どうってことないような日常のシーンの中に、
なにかが埋まっている。
ストーリーではっきり提示されるわけでもないし、
説明的なセリフがあるわけでもないのに、
登場人物の中で、何かが変わって来ているのが、
余韻のように伝わってくる。
まるで、俳句のようだ。

ワシが説明しきれないってのもあるけど、
これを説明するのも、野暮でしかない気がする。

これを作ろうとする表現者、ホン・サンスもすごいけど、
これを良しとする韓国映画界の懐のデカさもすごいと思う。

そして「逃げた女」。

公式サイト
タイトルが暗示的だ。
昔馴染みの女性3人と、それぞれに会って、
同じ言葉を繰り返しながら、少しずつ透けて見えてくる(ような気がする)
その人自身も、気づいていないかのような、その人の本心。
いや、本当は気づいているのに、
気づかないふりをして、今まで過ごしてきたのかもしれない。

こんな脚本、どうやって思いついて、どうやって形にするのか、
想像もできない。
一度、ホン・サンスさんに会って、
洗いざらい、ワシのこと話したら、
ワシも気づいてない、ワシの本心を、
見抜いて教えてくれそうな気がする。

と思ったら、むっちゃそうしてみたくなりました。
ホン・サンスさん、どうですか?

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