殺さんでも。BBBムービー「しあわせな選択」。
※否定的な内容とネタバレを含みます。
公式サイト
コミカルにしても、いい。
そこにホラー的な要素を含めるのも、いい。
だけど、表現者として根底には、人の命への尊重があって欲しいと思う。

まさかのハッピーエンド、と言うことは、
この作者は、再就職で家族を守るためには、
何の罪もない、自分と同じように家族を大切にしてる人を、
殺してもいいと思ってるのか。
もう、そこがワシと決定的に相容れないので、
「何だか嫌な映画だったなあ」としか思い出せなくなってしまった。
一人目の殺人のドタバタっぷりくらいから、
「なんじゃこれ?」と思い始め、
思わず残り時間見ると、まだ半分くらいしか終わってなくて、
「あと1時間以上、これに付き合うのか」思うと、
ゲンナリしてしまった。
製紙会社の生え抜きで、園芸が趣味という設定で、
庭に穴掘っても怪しまれない、とか、
ワイヤーで、あれをコンパクトにくくれる、
とかに繋がってるのは「上手いなあ」と思ったものの、
なんか殺人計画もすごく雑で、
「よーそれで、警察納得させたなー」思った。
「消える」を「死ぬ」と言い間違えたり、
殺人がバレるサインは、いくつかあったのに、
それがどこにも繋がらなかったのも、
肩透かし、くらってしもた気がして、
スッキリしませんでした。
犬が、人を埋めてるとこに行って焦るのって、
ストーリーには必要ないと思うんやけど、
ただのコミカルなシーンとして入れてるんかなあ。
笑えるかよ!!
あと、子どもたちの細かい設定も、よく分からなかった。
息子が本人に言ってないけど、再婚相手の連れ子である設定とか、
家を買おうとしてる、家族の息子と友達で、犯罪犯しちゃうのとか、
娘が言葉が出てこないけど、チェロの天才で、
家では曲を弾かなかったのに、最後弾くとことか、
不思議なドットの絵を描いてるとことかが、
「なんだ、本線とは関係ないサイドストーリーやったんか?」
と終わってから思い出して、ガックリした。
まあ、ほんまに「そんなことで何人も殺さんでも」に尽きますわ。
この映画で2時間20分、う〜〜む。長いわ〜。
ワシには、その値打ち、感じられないわ〜〜。

