京都で完璧な一日。

本日の京都コース。
北大路で地下鉄を降り、賀茂川を飛び石で渡り、
半木の道東詰の喫茶店で、ガチャピンたちと合流。
川沿いに残り桜(染井吉野)を楽しみ、上賀茂神社で斎王桜を堪能。

タクシーで下鴨あたりの疎水沿いに、残り桜を見つつ、吉田山に。
山道を迷ったとろ、たまたま出会った妖精のような、
美しい女子に、案内されつつ「茂庵」に。
幻のような京都市内の絶景を楽しむ。

意外と山道のような吉田山を降り、今出川通りに出て、白川通りに向かう。
タクシーを降りてから、この辺りまでは、ワシの大学時代の地図とほぼ重なる
青春地図。
ワシが30年前に吐いたゲロの上を何度か踏みしめたことだと思う。

白川街道を歩きワシが一年間過ごした、下池田町の、
その頃はなかった「ガケ書房」に。
あまりに嬉しい本やCDがあるので、できるだけ見ないようにしていたが、
それでも、CD3枚(前野健太、ヤナギハラヨウイチロー、都会の村人)、
離島経済社発行の与那国特集号、「お寺の基本」などの本を購入。
ガケ書房やばい!欲しいもんばかりある。
恵文社〜ガケ書房のコースなら、ワシ一日いられるし、
滞在時間に比例して、何か買ってしまう。
行きたいけど、我慢しなければ。
恵文社も、ガケ書房も、
IQの高いビレバンみたいなもんだ。

大学時代によく使った「北白川校前」のバス停から、四条河原町へ。
sousouで靴下などを購入。
sousouのメンズ店が新たにできてた。
めっちゃワシ好みの和風衣料があったが、
突き抜けてて、他のもんと合わせずらい。
ひとつ買うと上着、インナー、パンツ、帯、足袋、下駄、
全部買わなあかん風情。
すると10万は下らん。
思いとどまる。
でも、今度、行きそうな気配はある。
怖い。

締めは、「たつみ」。
何食ってもうまい。何食っても安い。
京都最強の店のような気がする。
わらびの天婦羅、生麩の刺身…。
パワー全開で飲んで食って、一人3000円行かない。
しかも、9時半閉店。
大阪戻るには丁度いい。

全く無駄のない、完璧な一日だった。

京都はやっぱり濃密だ。
結局、人がすごいんやろな。
流行りとかなんとか関係なく、
自分が正しいと思うもんを、何と言われようが守る芯がある。
それだけやったら田舎の人と変わらんけど、
文化の最先端って意識を極めて自然に持ってるところが、
京都なんやと思う。
ワシも京都との付き合い長いけど、いまだに、驚かされる。
この先、日本が弱くなって行っても、
どうなろうと、最後に残るのは京都かもしれんなあ。

2022年に亡くなったガチャピンとの
コメントのやり取りを思い出したいので、リンクしておきます。
(20230408記)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


町歩き

前の記事

京都桜散歩。
音楽

次の記事

月の港@クリマ2。