未踏の地、津和野へ。
未踏の地へ。
この辺、おもしろい駅名が多かった。
ここは、「多岐」と書いて「たぎ」、
あと「波子」と書いて、「はし」とか、絶対読めない!
津和野散歩。
観光地っぽくなくて良い。
が、雨も降って来たんで、
宿に戻って、のんびりしております。
晩飯は、日本海側の鄙びた町の初老のご夫婦(らしき二人)の
やってるワシしか客のいない小料理屋で葉山葵と日本酒を頂いております。
「ワシ、健さんみたい」と悦に入ってます。
もうすぐ地回りのややこしい人が入って来て
ワシが立ち回りせんとあかんのかと緊張しております。
片付けて席戻って「女将、騒がせてすまんね。もう一杯いいかな」
とか、言うんですかね。
居酒屋出たら雨がは上がって、
降るような虫の声と堀割を流れる水音だけが聞こえる。
まだ雲が厚いのか星は見えない。
残念、星に照らされて見える稜線が好きなのに。
紫に光る女性名の看板、こういうスナック、
めっちゃ入ってみたいんだけど、そこまで勇気はなく。
津和野は秋です。