ドンピシャのタイミングで東福寺。

夕方から雨と聞いて迷ったんやけど、
今日くらいしかチャンスなかったので、
東福寺に行って来た。

平日とは言え、すごい人。
腹減ってたので、虚無僧のおる塔頭で、
抹茶わらび餅。
美味しかったけど、試食した柚子わらび餅の方が、
もっと美味しかったなあ、
と少し後悔。

見上げる通天橋は、さすがの見事さ。
さあ、通天橋からの眺め。
でもその前にちょっと。

東福寺入る前に、雪舟寺で雪舟の作ったという庭を見る。
いい庭だが、ものすごい、とまでは思わず。

さあ、金払って、通天橋へ。
まずは、通天橋の手前の紅葉のただ中へ。
来て正解。紅葉の海に溺れる。

毎年のように来てるけど、
これほど、ドンピシャのタイミングには、なかなか来れてない。
通天橋からの眺めは、まさに紅葉の海。
綾錦、錦秋、そんな言葉が頭を巡る。
やっぱり来といて良かったな。

そして、東福寺に来て、ワシ的には、
ここは外せん、東福寺本坊。
ここは東西南北に庭園があるのだが、
ワシは特に北庭が好き。
升目正しい石と緑の市松模様が、
絶妙の感じで崩れて行き、
緑に飲まれていく。
この飲まれて行き具合がなんとも言えん。
「絶対的なものなどひとつもない」という
禅の思想を表してると勝手に解釈してるのだが、いかがなもんか。

さらに、外したくないのは、
秋のこの時期、特別公開の本坊奥の龍吟庵。
ここは、庭ごとに砂の色が違うのも面白いが、
圧巻は龍の庭と呼ばれる西庭。
黒砂と白砂で雲と水を表し、
石がその中を飛ぶ龍の姿が見え隠れしてる様。
大胆で、ええ庭やわあ。
不離の庭と呼ばれると東庭の赤い砂も面白い。

東福寺行ったら、通天橋だけでなく、
ぜひ本坊と龍吟庵も!

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