パリタクシーとは別の映画。どっちも好き。BBBムービー「TOKYOタクシー」。

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元になった映画「パリタクシー」が好き過ぎて、汚されたくない気持ちと、
木村拓哉さんの常に観られることを意識してるかのような演技が苦手なので、
躊躇していたけど、
信頼のおける友だちから、「良かった」と聴いて観に行った。
やはり寅さんファンとして、山田洋次さんと倍賞千恵子さんの映画を、
観逃すわけにはいかないって気持ちもあったので。

すごく良かった。
「パリタクシー」とは、共通する部分も多いけど、
別の映画として観ればいいと思った。
で、どっちも好きな映画やな。

倍賞千恵子さんが、本当に素晴らしかった。
「パリタクシー」は、おばあさん:タクシー運転手、6:4くらいで
これは8:2くらいの感じかなあ。
ほんまに、倍賞さんの映画って気がした。
キムタクは細かい仕草などに、やはりキムタク演技は感じるものの、
だいぶ役柄になりきって、聞き役に徹してる印象だった。
まあ、キムタクの演技、映画で観るのは初めてなんですが。

「パリタクシー」のモチーフを踏襲しつつ、
個人史を描きながら、今の時代含め、
時代時代の世相や風俗を取り入れて、
日本の戦中戦後史を描く脚本は、
「さすが山田洋次さん」と唸る巧みさでした。

倍賞さんの歌、前々から好きやったんやけど、
この映画でも歌われてて、すげえ良かった。

さんまさん、しのぶさんの声出演は、
少し下品かなあ、と思ってしまった。
なくて良かったのに。
あっても、もっと薄い存在感で良かったのに。

ディナーの後、運転手が料理残してるように見えたのとか、
いくつか気になることはあったけど、
まあ、それは小さなことか。

基本的には、「道端で転けてるお婆さんを助けたら、
莫大な遺産を残してくれる」っつーワシが夢に見てる、
アホな物語の高度な応用って気もするけど。

やはり観客は、おばさま層が多くて、少し恥ずかしくて、
心の中で「ワシは寅さん流れ!」と、始まる前と終わった後、
自分に言い聞かせたのでした。
観てる途中は、忘れてましたがね。

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