これからも怒り続けてください。BBBムービー「だぁほ!! 〜パギやん、愛사랑(サラン)と怒분노(プンノ)の遺言〜」。

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在日二世で、西成に住み、
ある時は歌い、ある時は演じ、ある時は書きながら、
徹頭徹尾、弱いものの側に立ち、反戦・反差別を、
時に強く、時に優しく、だいたい面白く、
訴え続けるパギやんのドキュメンタリー映画。

もちろん、前々から存じ上げてはいたが、
音楽の傾向がワシの好みと少し違うので、
いろんな人が出るフェスみたいなのでは拝見したことあるけど、
パギやん目当てに居酒屋ライブとかに行ったことは、なかった。
あと少し怖いイメージもあったしね(笑)

この映画は、そのパギやんという人物に迫る映画なのだが、
パギやんへの直接インタビューではなくて、
周辺の人のパギやんへの感想や、
パギやんと友だちとの飲み屋での雑談などを中心に、
構成されてるのが良かった。
声高に自分を主張するのではなく、
周りから、ゆるゆると普段のパギやん、活動家としてのパギやんが、
見えてくる感じが、パギやんへのワシの印象を変えていってくれた。

しかも、よしだよしこさんや、岡大介くん、
石川真生さんや長谷川義史さん、
知ってる人、講演会や展覧会に行ったことある人の口から語られたりして、
余計に親近感や、信頼感を抱けたのかもしれない。
一般の方も多数出演してるんやけど、
その中には信楽の玉崎さんまでいてはったもんなあ。

そして、パギやんの目を通して、
見えてくる世界と、その矛盾、
ワシの思う世界への違和感と、
ピッタリハマってくることで、
さらに「この人は信用できるなあ」と思うのだった。
その姿勢がぶれないことも、信用できる要素の一つやな。
これからも、吐き続けて、怒り続けてほしいです。

少しだけ違和感感じたのは、タイトルにもなってる、
パギやんのトレードマークとも言われる、
「だぁほ!!」が本編では、ほぼ聴けなかったこと。
この日は、舞台挨拶があって、その理由も聴かせて頂いたのだけど、
だったら、このタイトルにしなくても、、とは思った。
まあ、だから「ちょっと怖い」と思ってたイメージを、
変えることができたって面もあるんやけど。

「オース!バタヤン」観に行って、
バタヤンが一度も「オース!」ゆーてくれんかったら、
どんだけ映画が面白くても、物足りん気がするやろなあ。
(バタヤンはゆーてくれはりました。)

ちょっとだけ不思議に思ったのは、
パギやんの奥さんや家族が一切、出てこないところでした。

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