地蔵院から鈴虫寺、昼食を挟み、京都花鳥館、月読神社へ。

地蔵院を出て、元来た道を引き返し、苔寺の方には曲がらず、脇道に入る。
ツアーは地蔵院までだったが、ここまで来たのだから、
行ったことない寺には行っておこう、と鈴虫寺を目指す。

途中の道、嵯峨野らしい京都らしさと鄙びた感じの入り混じった道を歩くのは楽しい。
鈴虫寺の手前には川、名前を西芳寺川というらしい。西芳寺は苔寺の正式名称。
そして、華厳寺橋の華厳寺は鈴虫寺の正式名称。
地蔵院も竹の寺と呼ばれてるし、ここ西山の寺は、
名物で呼ばれる慣しがあるのだろうか。

鈴虫寺は、その呼び名の通り、鈴虫で有名な寺。
年中、鈴虫を飼育している。
お坊さんの30分にも渡る講話を聞かされたが、
気さくな笑いもとるお坊さんのお話より、
鈴虫の鳴き声に耳を傾けながら、
ええ気分でうつらうつらさせて頂く。

この寺は、少し高台にあるので(80段石段が少々キツかった)、
京都盆地が一望できる。
京都タワーや東山、時折、小雨の降る天気だったので、
よく確認できなかったが、視界には大文字もあったのだろう。
東から京都盆地を観ることは多いが、
西からはあまりないので、新鮮ではあった。

寺を出ると、お蕎麦屋さんが呼び込みしてた。
こういうとこの料理屋で、あまり美味かった試しがないのだが、
腹減ってたし、他に店もなかったので、入って昼飯にした。
胡麻豆腐蕎麦、と言うのは初めて見るメニューだったので、頼んでみた。
胡麻豆腐に出汁が混ざって、胡麻豆腐の味わいが削がれる気がしたが、
食感が面白かったので、まあ良しとしておこう。
ご飯にかかったちりめん山椒も美味しかったが、
胡麻豆腐も、ちりめん山椒も、自家製ではない気がした。
まあ美味しかったし、お店の人が親切で、気遣いもあったので、文句はない。
お店の人に裏道を教えてもらい、次の目的地に向かう。

次の目的地は、京都花鳥館
大山崎山荘に少し似た洋館で、ドイツマイセンの陶磁器と、
上村淳之さんの作品を中心に展示されてる。
庭や、ステンドグラスも見所であったが、展示品は撮影禁止。


マイセンの陶磁器は、すごい技術だし、ゴージャスできらびやかなことこの上なく、
それをこんなに一度に観せられると、地味好きのワシは、
「ああああ!備前が観たい!」と思ってしまうのであった。

上村淳之さんは、上村松篁さんの御子息、つまり美人画で有名な上村松篁さんの孫。
まだまだご存命で活躍中の方だ。
松篁さんや松篁さんの影響はワシにはわからんが、やわらかい色使いが美しく、
鳥や動物の目がかいらしかった。

最後の訪問地は月読神社。地図を見て、月の好きなワシは
「寄らな!」思たのだが、観光地ではないらしく、ワシ以外神主さんさえおらんかった。
人混みが苦手だが、寂しがり屋で、怖がりのワシは、
ぐる〜〜っと境内一周して、お参りだけして、早々に退散した。

都合、5時間半ほどの西山めぐりだったが、
結構充実して楽しめたのだった。

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