造幣局通り抜け(ず)。

今年は、通り抜け中止になったけど、
桜が咲かないわけではない。
外から眺めようと久しぶりに、
天神橋筋、1号線、天満橋筋、大川の四角地帯から外に出て、
造幣局の周りを外から眺めに行った。

木によっては、かなり咲いてるものもあるが、
全体的には、まだチラホラ咲ってとこか。
造幣局の桜はいろいろ品種があるが、八重桜が中心なので、
染井吉野よりは一週間ほどずれる。

大川公園は、まさに満開。
大阪城に限らず、天守閣と桜って、名コンビやな。

それに比べると、造幣局の中は、まだまだこれからだけど、
多分一週間もせんうちに、これが入れ替わるんやろな。

写真には、なかなか映らんけど、
温かい風が吹くと、花びらが自分に向かってるように舞って、
桃源郷のよう。いやこの場合、桜源郷か。

造幣局も品種によっては、かなり満開のものもある。
毎年、期間中に行くと、もうかなり散ってるものもあるが、
それが、今、満開になってるもんなんやろな。

今日は、雲ひとつない。
例年なら、今年最高のお花見日和で、平日といえど、
この辺りは、屋台や花見客で歩くのも難しいほどになってるはず。

一本見事に満開になってる八重桜が、造幣局の塀から
乗り出すように、こっちに向かって咲いていた。
近くまで行って観てたら、高そうなカメラを持ったおっちゃんも来て、
撮っていた。
しばらく世間話。もちろん、1.8メートル以上、間隔あけて。
「見事ですねえ」
「すごいですよね」
「こんな見事なの、いつもなら観れませんもんねえ。」
「そうですね、この辺屋台だらけやし」
「こんな騒ぎなんやから、少しはええこともないとねえ」
そうやね、おっちゃん。
息の詰まるような毎日なんやから、
なんか引き換えにええことないと、やってられんよね。

なんとなく、しょんぼりした気持ちになって、下を見ると、
道路には、かなりの花びらが線を描いていた。
アスファルトの黒に、薄いピンクが映える。
ワシは、なんか散った花びらも好きなのだ。
桜は、いろんなやり方でワシらを励ましてくれる。

造幣局、通り抜けでいうと、終わりかけのところに、
大川公園に降りる門がある。
その門から覗いて、中を観る。
例年なら、この視界に数百人の人がいるだろう。
なんか不思議な気持ちになる。

銀橋の下を潜り、スロープを上がる。

旧桜宮公会堂も桜に囲まれてええ感じ。
なんや知らんけど、塀を彩る黄色い花もかいらしい。

おお!旧桜宮公会堂と泉布観、中までは入れへんけど、
門は開いてた!
近くまで行って、あちこちから眺めてみる。
新緑に囲まれる季節もいいけど、
やはり桜の季節は格別。

最後に、通り抜けだと出口になる造幣局北門から、中を眺める。
やはり、まだまだこれからやな。
来週また来てみようと思う。

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