ガムとカジート@マヤスコ。

最後の夜に奄美民謡が聴きたいなあ、
と思って、初日に行ったかずみさんに
電話をすると満員。
では、と近くだったので一昨日行った吟亭に行くと、
これまた満員。
さすが金曜の夜。観光客も多いのかな。

仕方ない、と盛島さんたちのライブのあったマヤスコに行った。
入るとなんか様子が違う。
「ライブですか?」
「ラテンです。良かったら!」と言われ、
まあ流れには乗るもんだ、と席に座る。

関東から来たキューバ音楽のデュオらしい。
奄美のラストナイトに、関東のキューバ音楽グループ?
なんだかどこにおるのか
よくわからんことになって来たが、
それはそれでワシらしいか。

音楽はかなり上質で楽しい。
やはりキューバ音楽もいいなあ、と
拙い知識からブエナビスタ・ソシアル・クラブに
凝ってた頃を思い出す。
マーク・リボーの偽キューバ楽団も
ついでに思い出す。

休憩時間にはサルサダンス教室が始まった。
けっこうステップが難しくて、ワシは着いていくのが難しかった。

キューバ音楽をこんなにじっくり聴いたことなかったけど、
めっちゃ楽しかった。
ユニゾンなったり、オクターブになったり、
ハモったりするボーカルが、心地よくて、
行ったこともないけど、勝手に、
夕暮れの港や路地裏で、ラムを飲んでる
じいさんたちを想像していた。
なんか胸がキュンとなる時間やった。
満員だった奄美民謡のお店に感謝したいほど。
明日はワシがこないだ泊まったペンションの隣、
加計呂麻のマリンブルーでイベントらしいです。
気持ちええやろなー。
激しく奄美に残りたい気持ちになってる。

終わってからプチ打ち上げ。
演奏されてた楽器、ギターに見えるけど、
二弦ずつ分かれてる。
12弦ギターみたいな感じで6弦。
つまり3弦のように演奏するトレスという
キューバの楽器らしい。
日本にプロ奏者はたったの二人!
そのうちの一人と奄美で会える驚き。
めっちゃ得した気分。
打ち上げの席でも、新しく来たお客さんのために
一曲やってくれた。
得したなー。

お客さんみんな楽器できるみたいで、
その新しく来たご年配のお客さんも、
弾き始めました。
あれ?この曲?
奄美で「梅田から難波まで」を聴くことになるとは!!
その方としばし大阪ブルース話で盛り上がるうちに、
ギターを持った若い人、ドラムスティック持った若い人いっぱい集まって来た。
晩はオープンステージになってるみたいだ。
奄美の夜も深いなー。

最後まで、行き当たりばったりの旅、
だけど、全ての瞬間が楽しい旅であった。

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