つまらな「そつなさ」。
こないだ京都で
タクシーの運転手に言われて気づいたんやけど、
最近、町に出てる人の服装が、
すべからく、黒い。
黒でなくても、ほぼ、白とのグラデーションの中のどれか。
たまに色のあるもん着てるなあ、
と思うと、
まず間違いなくご高齢。
今の世の中の雰囲気を表してるんか、
若い人がそつなくオシャレなのか。
その「そつなさ」が、
ちょっと、つまらないなあ、と
赤い頭の還暦は思うのであった。
なんかそういう色目、着てたら、
ダサいの範疇に入れられることない、
みたいな免罪符って気もする。
ちゃうんかもしれんけど、
そうやとしたら、冒険しないことには、
自分らしいオシャレなんて、見つからないんちゃうやろか。
オシャレを、絶対的評価、世間的に決められるもん、
という気持ちがあるから、
そうなっちゃうんかな。
結局、思考停止なんちゃうかな?
世間的には「なんやそれ?」でも、自分で考えて、
自分の好きな格好してる方が、よっぽどオシャレやと思う。