ムジカ18周年月間突入記念〜「ムジカにちくちんどん楽団がやってくる!」

いやあ!素晴らし過ぎました!
土曜日のちくちんどん楽団@ムジカジャポニカ。
今思い出すだけで、心臓が爆発しそうにバクバクします。

一曲目から、意表を突かれた。
あれ?樹海さん、アルトホルン吹いたっけ?
あったかくて隙のある音やなあ。
この隙が、もともと、ほのぼのしてる、ちくちんどん楽団の音楽を、
より、ふんわりと柔らかくしてくれる気がした。

一曲目から解されたと思ったら、
二曲目は「ハートランド」!
知久さんのソロに樹海さんがハモリ、そのあと、全員でユニゾン。
二ヘラーってなってしまう。
よだれ、垂れてたかもしれん。

わわわわ!三曲目は「うどんかぞえうた」!!
川島くーん!
なんか嬉しゅうて、声あげて笑ってまう。

ああ、早くも「ロシヤのパン」。
知久さんの形も音もまあるいギター、
不思議な鍵盤のメロディ、チューバ、三線、ちんどん太鼓、
もうアレンジがたまらん!

もうほんまに「らんちう」も、たまらんわい!
ちくちんどん楽団やないと出てこない、
なんとなくおもろくて、隙があって、柔らかいグルーヴ。
ようこさんの太鼓が連れてくる、
街角の喧騒みたいな雰囲気が、ほんまにたまらん!

ぶりぷり県特集は「満月の丸バナナ」からの「かわいい流れ蛸」、
ここで「待ってました!」って感じの歓声飛ぶって、どんな客や!(笑)

そら、手拍子でますわ、「ひとだま音頭」ですもん!
そら、歌いますわー!
気持ちええですわ〜。

一部ラストの「ああぼ~くはかなし~よ」で、
関島さんのリコーダー登場!
いい!ほんまにいい!
もう説明できん!
とにかくいい!

二部は、しっとりとパスカルズの「326」から。
光や風を感じる。
そこに生きる人たちの息遣いまで感じる。
その人たちに向けられた優しい目線も感じる。
ほんまに、映画的やなあ。

「ちいさなおはなし」、知久さんと樹海さんの声が同時に聴こえると、
その瞬間、幸せスイッチが入る。
ゆったりと、柔らかくて、優しくて。
いつでもそこで待ってくれてるような音楽。

お!これは初めて聞く歌?あ、いやいや、あの歌か!
「君に会いたいのに」て歌詞の。
曲名、忘れてしもた〜。
間奏に音頭混じるのもオモロいけど、
サビはすごく素直でええメロディ。
そーそー!「おるすばん」や!

やったー!「セシウムと少女」や!
この歌、歌詞もメロディもすごいと思う。
大好き。
自分の世界から、自分の視点で、自分の表現で、
この世界のことを描き出す。
知久さん、すごいし、
それを、こんな優しく柔らかい音楽にする、
このバンドもすごい。
曲終わりの歓声!
素直な観客たちで嬉しいー。

おお樹海さんの歌「いつでもどこでも」。
かわいらしくて、真っ直ぐ。
みんなが妹を見守るみたいに応援演奏、あったかい。

「ねむれないさめ」、これもええ曲やなあ。
ピアニカとチューバのリズム絡みが、極楽過ぎ!

「Mukolitta」!これもむっちゃ聴きたかった!

映画のシーンも思い出してニヤニヤしてもた。

MCで、レインボーヒルの話、してくれた。
おお!知久さんの、デキシード・ザ・エモンズ、楽しみにしてはるんや!
嬉しいー!

ラストは「ここはもののけ番外地」!
そりゃー、これでないと!!!
にゃにゃにゃにゃのバックのよう子姉さんのコーラスが、
不気味すぎて、めっちゃええ!

アンコールは「いちょうの樹の下で」。
これの歌詞がすごいなあ、と思う。
この世界を、愛してるんだけど、
なんだか、他の世界から来たからこそ、
わかるこの世界の良さ、みたいな気がして
「この人はどこから来た人なんだろう」と思うんやけど、
それはワシが子どもの頃から、この世界に違和感を感じながらも、
ずっと好きなのと似ているのかもしれない。

本日のオーラスは「ちょっと今ここだけのうた」。
やっぱりこれも異世界から今生に来てる感じやなあ。

ほんまに、名曲だらけ!名演だらけ!
と言うか、名曲しかなかった。名演しかなかった。
ほんまに、すごいライブで、ございました。
前日の京都ライブも行けば良かったなあ!と激しく後悔いたしました。

※セットリストを作ってるわけではありませんので、
「この曲抜けてるよ」的な指摘は必要ありません。

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