ターボー&ムニエルズ、加藤政彦@アフターアワーズ。

久しぶりにアフターアワーズでライブ鑑賞。
今日はあちこちで行きたいライブ
やってるんだが、
ここを選んだのは、
こないだ、山村誠一さんとやってるのを観て、
ますます良かったターボー&ムニエルズが、
山村誠一さん抜きだと、どんなかちょっと気になってたのだ。

山村さんのパーカッションなしだと、元々のギター二本。
やはり、その分、ゴリゴリな感じはプラスされるが、
以前と比べ、音色もいろいろ使い分けてるし、
構成や展開も工夫が増えてる。
アルバム制作した分の成長は
しっかり見せてくれるなあ。

ハンドマイク通したターボーのリードボーカルと、
通してないフクリンのコーラスのハーモニーが面白い。
声の質が違う分、奥行きが広がって、
なんかほんま映画音楽みたいに聴こえる。
いきなりタランティーノとか、ジャームッシュとか、
ホドロフスキーとか、あの辺の監督が使ってくれたらおもろいのになー。

MCも拍手のタイミングもなく、
メドレーのように進んで行くのは、
ターボーくんの完全主義なんかな。
昔の良元優作さんにも
そういう感じのところがあったなー。

続いては、名古屋のシンガーソングライター加藤政彦さん。
木村充揮さんやAZUMIさんが、
カバーをされてる方。
一度だけライブ拝見したことあるんだけど、
じっくり聴かせてもらうのは、初めてでした。

コミカルにも聴こえる、ええ声で、
ちょっと展開の変わったメロディを、
考えさせられる歌詞で歌われる。

あ、何曲か聴いてて思ったのは、
メロディが変わってるだけじゃなくて、
リズムが変わってるのもあるんや。
なんかちょっと急かされるみたいに、
追っかけてくる感じのリズム。
どっちかと言うと、ためる傾向ある
ブルースの中で、こういうリズムは、
却って、珍しいのかもしれない。

お!充揮さんがカバーしてる曲、
「あたしは不幸を呼ぶ女」。

「底抜けの馬鹿」、可愛らしくて、いい曲でしたー。

そしてAZUMIさんが、カバーしてる「君は嘘つき」。
こっちはAZUMIさんバージョン、
見つかりませんでしたー。

席離れてて、手元見えなかったんだけど、
終盤に入って、ボトルネックが登場したのかな?
「飲んで酔う」って曲で、
ええ感じの酔いどれ感、出てました。

アンコールはフクリンと一緒に
「梅田から難波まで」。
あ、ちょっとコミカルにも聴こえる
声のキャラクターが、
有山じゅんじさんに重なるところもあるな。

ラストのラストは、
サウス・トゥ・サウスで、
上田正樹さんが有山さんとやった
「憧れの北新地」。
大阪人へのサービス満点のアンコールでした。

昨日、酒を抜いたワシは、
今日もどうしようか悩んだが、
せっかくのええライブ、
完全ノンアルもなあ、と
薄めにハイボール作ってもらってた。
終わってから、お隣の方とのお話も
楽しかったのだが、
「これ以上飲むとワシは止まらなくなる!」と
自覚して、割と早めに、
上野さんに「なんで?」言われながら
アフターアワーズを後にしたのである。

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